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金運について。

「年末ジャンボ、6億円!」
に心が踊る時期となりましたね。
今の時期、金運上がんないかなぁなんて、お考えの方も増えるかと思われます。

そこで、金運とは……。

ただ、占いの世界で言う金運というのは、現金の姿をしているとは限らないんですよね。
むしろ、ご飯の姿や洋服の姿をしていることの方が多いとも言えます。

例えば、どなたかの身体が大きくなったので、洋服のサイズチェンジをしました。
その際に、それまで着ていた洋服を他の人へ譲ると、洋服をもらった側に選ばれた人は金運がいいといえるのです。
しかし、その洋服のサイズに合う人がいなかったり、洋服のデザインが好みじゃないと文句言って、身に着けないとなると、どうなるのでしょうか。
金運は受け取れない姿だったと言えます。
ご飯でも、そうですよね。
アレルギーのある人に、アレルゲンの食材を使ったご飯を奢るのは、その人を殺すだけで受け取れない姿であると、わかりそうなものです。ですが、ちょっと嫌いな食材ならば?そのときの気分ではないくらいのご飯ならば?

ご飯を奢るのは、一人でご飯食べてるのもさみしくなったから、という理由であることも多く、ご飯を奢る姿の金運は、ご飯でしか受け取れず、現金では受け取れないことのほうが多いです。
なので、せめて、アレルギーがあることはお伝えし、嫌いな食材をお伝えしておくこと、好きなご飯のアピールをしておくことで、望むご飯の運へ持っていけたらラッキーぐらいの話です。
ここまでお伝えしたとしても、お相手によっては、こちらのお話をわかってくれないこともあるのが、金運でもあるので、期待しすぎない程度に。

金運とは、あくまでも、人の気持ちの表現で動くものなんですよね……。実際のモノとして人の気持ちが物質化していく作用のことを金運と言います。
だから、断捨離などをするときに、他人に要らなくなったモノをプレゼントすることで、金運を動かすこともできるのです。
その際に、要らなくなったからとやみくもにモノを捨てるだけだと、他の人からの金運の感謝も生まれないですが、恨みも生まなくてすみます。なので、譲らずに捨てることまで否定はしません。
まぁ、望むモノではなかったら、恨んじゃう人っていてますからね。
他人からみて、「この人ならば、何でも喜んでくれるだろう」と思われるキャラクターをつくるのも、金運をあげるためには、いい作用をすることもありますが、自分のキャラクターによっては、上手くいかないこともありえます。自分の気持ちの表現と、相手の気持ちの表現の噛み合わせという面もあると思います。

また、モノをプレゼントされる方向ではなく、仕事を依頼される方向へ金運が向く人もいれば、noteにこうやって文章を綴ることで、感動したとか、役に立ったとか、なんかがんばってくれだとかで、サポートが入るという形で金運が表現されていく人も実際にいてるのです。
なので、どんなことでも、やってみることですね。

仕事の依頼が途切れないことでお金が動くタイプの方は、仕事運が金運と連動していると言えますし、SNSをすれば人気者となり、フォロワーさんから贈り物や現金を受け取れるタイプの人は、人気運と仕事運が連動していると言えます。

しかし、よく混同されがちな概念ですが、人気運、仕事運、金運は、それぞれ別の概念です。
人気があっても、お金をもらうことには、あまりつながらない人も実在していますし、仕事ばかりしている割には、お金に乏しい状態の方も実際に居るのです……。

自分に無理なく続けていける仕事に恵まれたからといって、その仕事がお金になるとは限らないなんてこともあります。

知り合いや友人との付き合いの中で、自然に食べ物などのモノの交換をしていくという形での金運として出てくる人もいれば、そうはならない人もいる。

金運は、人それぞれ、違う形をしているわけです。

年末ジャンボに当たる人というのは、わかりやすいタイプの金運のいい人ですが、必ずしもお金がたくさんあることは良いことなのでしょうか?

どうも、高額当選した人には、専用の冊子があるそうですね。
私ももらいたいものです。
さて、宝くじの高額当選というのは、金運として良い状態なのでしょうか?
皆様から見ると、めっちゃ金運ええやん!と思われるんですが。

答えは、その高額当選したお金の使い道次第であり、その方の人格次第なのです。

例えば、大谷翔平選手。
若くして、野球の世界で大成功し、高額年俸いただく身分になったというのに、彼は、「年俸は一部を後払いで」と自ら申し出る契約をしました。
なんででしょうね。
引退するかもしれない年齢になったあとにもらえるお金のほうがありがたいと考えたからかもしれません。
現在の時点で、いくら高額の年俸をもらえたとしても、有名人すぎて、周りの人から「寄付してくれや!」とタカられてしまう状況だからというのもあるかもしれませんね。

他人から見て、「お金持ってるやろ」と思われるキャラクターをしているというのは、このように、「お金持ちにタカるモブ」という人間を呼び、金運を下げる原因となってしまいます。

宝くじの高額当選者や野球選手などで若い頃に高額年俸もらえた人や有名子役でたくさん若い頃に稼げた人が、軒並み不幸となってしまったり、破産してしまう原因は、あまりにも年若いタイミングで、必要以上の大金を稼げてしまえたからです。
判断能力の乏しいお金持ちというのは、お金がほしい人からすれば、良いカモです。
ご飯やなんやと請求しまくるということを引き起こすこともあるんですよね。
なので、金運というのは、大金を稼げたら良いわけではなく、大金を生かして何をするか、なのです。

もちろん、振る舞うことで喜んでもらえることはとても精神的にうれしくて喜ばしいことです。
ただ、誰に喜んでもらいたいのか、寄付する存在は選びたいですよね……。

誰に、何をギフトするのか。

そうなると、ギフトを送る側が、比較的自由に使える状態の現金として、贈り物をするということは、とても珍しいことであるとわかってもらえたんじゃないでしょうか。

今日は、冬至です。
柚子風呂に入る需要はあるのですが、柚子の木の持ち主が実った柚子を摘み取って配ることを怠り、柚子を実るがまま放置すれば、どうなるのでしょうか?
お金の亡者でモラルのない人ばかりであれば、そんな柚子は取られ放題されてしまうのですが、実際の日本では、そこまでには、なっていません。
柚子は放置されて腐り落ちてしまうだけです。

それは、日本の人々の発想が乏しくなったのもあるかもしれないですし、人間関係が乏しくなったからかもしれません。

金運を良くしようと思ったら、この柚子の木の持ち主と交渉して、柚子を摘み取るお手伝いをし、柚子を分けてもらって、柚子の木が実らない土地まで売り歩けばいいんです。
すると、柚子が必要な人たちが買ってくれます。
すると、お金が集まります。
金運アップって、そういう単純なものでも、上がるのです。

もちろん、柚子の木の持ち主がエイヤっと自力で柚子の収穫をして、自宅の前で柚子を売れば、どうなるでしょうか?
柚子の木の持ち主の柚子のほうが柚子の価格設定を安く出来るのですから、お金の集まりだって良くなります。
だって、柚子を無料でお配りすることに決めてもいいのですからね……。

これが、柚子の木という資産がある人とない人の違いなのです。
元々金運がいい人と、金運がない人の違いも、実はこのような、生まれつきの資産を持ってるか持ってないかという環境も大きな要素です。
しかし、金運が良い人でも、柚子の木の収穫を怠れば、柚子が腐り落ちるように金運を掴みそこねてしまいますし、金運が悪い人でも、柚子の木の持ち主を助けていけば、金運をつかむことも出来ます。

金運って、そういうものです。

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