まだ、東京で消耗してるの?ってコピーの賞味期限について

信じるか信じないかは、人それぞれでよいのだが、日本という国は、呪術国家である。

東京は、土地の呪術、つまり一般的には風水と呼ばれている方法で、繁栄するように、整えられた街である。

基本的な開発、まちづくりの時点で、風水を取り入れられたまちは、そうそうに滅びないのである。

実は京都も、基本的な開発の時点で風水を取り入れられた街であり、京都がながいこと繁栄してきたのも、古来の人の風水による災害の減災がきいているのである。

しかし、この、風水も、詳しいことを知っている術者が祈りをささげて、メンテナンスしないとほころびが出る。

その、メンテナンスの祈りをささげているのが、天皇陛下である。
いそがしいご公務の合間をぬって、天皇陛下が日夜祈りをささげることで、保たれた国が、日本という国なのだ。

だから、天皇陛下が住まわれる場所は、重要である。

なので、天皇陛下が東京で暮らしてらっしゃるうちは、まだ、東京で消耗してるの?ってコピーは通用する。

東京にかけられた風水のマジックがきいているから、東京近辺に人が魅いられ、人が吸い寄せられてくるからである。

しかし、京都に天皇陛下が戻られてくるなら、話は変わってくる。

今の京都は、天皇陛下が東京に引っ越されてから百年がたち、そろそろ風水のメンテナンスが必要となってきている。
ややほころびが出始めているのだ。

それに、今年は、大阪北部地震と西日本豪雨災害による被害が出ている。
京都に天皇陛下がきて、風水のメンテナンスをする必要性は高まっているといえる。

しかし、それをすれば、今度は東京が手薄になる。

そこで、譲渡により、今の皇太子を東京での天皇陛下にして、祈りをささげつつ、上皇となった天皇陛下は京都でのメンテナンスをしれっと行う。
というおつもりなのではないか。

災害が予知できたなら、防げただろう、そもそも予知できたのか?という部分にかんしては、風水の使い手になるくらい呪術に詳しければ、ある程度の未来予知は可能であり、備えをしようとすることは可能であるが、今の日本人は未来予知によってわかった災いについて、あまり耳を貸さないので、けっきょく回避しきれない、という流れになっている。

呪術よりもたしかでわかりやすいデータを揃えた天気予報すら、無視する行動をすることを義務づけてくるのだから、災害を防ぐのは難しいかとおもう。

元号がかわり、京都の風水マジックの力が強められれば、どうなるのか。

東京一極集中が和らぎ、京都にも人が吸い寄せられてくるであろう。
とはいえ、東京の文化になじんだ人がいきなり京都にくるとは思えない。
二分化されたかんじになるだろう。

そして、世界に飛び出し定住しない人と地元にずっと住み、地元で就職し、地元の人と結婚し、地元からずっと出ない人との二極化が進むだろう。

この風水、初期開発、まちづくりの時点で意識をすれば、かなり盤石な街が出来上がる。
なので、風水の知識が一般化すれば、だれでもどこでもミニ東京をつくることができる
ようになる。

風水って、個人のお家の開運レベルの話の呪術じゃないんだよね。
だから、風水の知識は、皇族をはじめとした、貴族の人々がながらく秘匿してきたし、今でも、本格的な風水の知識を伝授するとなると、かなり限られたシーンになるとおもう。

今の占い師のいう風水は、ほとんどが、個人の開運レベルにまで簡易化された知識だろうし、そもそもまちづくりで風水をつかう場面がそうそうないので、本来の意味の風水の専門家はそこまで数が育たないとおもう。

ただ、今のイケダハヤトが挑んでいることについては、風水の知識があると、なおいいのだろうなぁとはおもう。
まぁ、余計なお世話だ。

しかし、この風水も、けっきょくは、昔の占いでの雨乞いが天気予報になったように、現代のアカデミーでのよりたしかなデータベースによる分析、学問化されてもいる。

それは、都市計画地理学、という分野になる。

ようは、風水やりたいなら、地理学学べってことですね。

とりあえず、タイトルに戻るわ。

まだ、東京で消耗してるの?ってコピーの賞味期限は、元号がかわり、地方の少子化対策のためにすすめられてきた、人生のパートナーさがしも子どもを産み育てることも仕事も全部システム化された地元から出ない人続出と地元が肌に合わない人は定住しない人になり、東京が地元の人は、破綻した東京での子ども産み育てるシステムの再構築をすすめていく。
その東京での快適に子ども産み育てるシステムが一般化し、東京でも地元でも、ほんとうに住むことに差がなくなった頃が、まだ、東京で消耗してるの?ってコピーの賞味期限となる
であろう。

たぶん、それって来ないんじゃないかなとすらおもうけどね。

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