チカクテハルカ/夏を綴る
漫画
チカクテハルカ
夏を綴る
あとがき
どういった風にまとめていくのか、いろいろ悩み悩み、試し試し行っています。
今回は夏の話を2本まとめてみました。
本格的に付き合い始めてからの話です。
チカクテハルカ
蝉のシーンが好きでした。
「しゃがんで」とも「キスしたい」とも言えない深敦。
当時、七二三が思っている以上に深敦は七二三のことが好きで、七二三はそれに振り回されていたのかもしれない。
夏を綴る
「しおり」のころと比べて徐々に、深敦が自分のことを話し始めていますね。それは無意識によるものですが、深敦の中で対七二三の壁が変化しつつあるんだと思います。
ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で「あなたは壁に窓を作っているだけ」というようなセリフがあったかと思います。
その言葉が意味することとと全く関係しないんですが、その言葉を切っ掛けに、深敦の壁は窓を作っているというよりも、少しずつ風穴ができているような感じで、そこから漏れ出るように彼自身のことが七二三に伝わっているのではないかな、なんてことを思いました。そこから今度は意識的に窓やドアを作ってく、つまり「知って欲しい」と自分のことを開陳していくのではないかな。
その壁はたぶん死ぬまで壊されることはないと思います。
ただ、七二三以外に向けた壁と比べると、当然窓やドアがたくさん開かれているんだと思います。
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