7月まとめ
InstagramやTwitterに投稿したイラストのまとめです。
イラストの背景についても少し語っています。
count on me(深敦)
count on me(七二三)
描いた時のあれこれ
これまでのイラストも多くは「相手にどう寄り添うか」をテーマの一つとして描いてきました。
二人には大きな体格差がありますが、それ以外にもお互いいろんな違う面を持っていて、漫画を描いていた頃、最初は「フェアであるために」という考えのもと「それをどう埋めるか」が意識としてありましたけど、次第に「違いや凸凹を認めて、日々の波のように揺らぐ状態を受け入れよう」という考えにいたり、それは今も続いています。
「フェア」であることってそもそも難しいんですよね。部分的にはフェアなところがあっても、そうじゃないところもたくさんある。例えば二人の収入もフェアじゃないし、家事にかけられる時間もフェアじゃない。深敦は初めての場面があまり得意ではないけど、七二三は初めてのこともそこまで気にせず取り組める。深敦は慣れてしまえばどんどん先に進めるけど、七二三はそれに比べるとペースはゆっくり…
そういうのをまずは認めて、違いがあるからこそ生じるいい時・悪い時の波を受け入れていく方が、前に進めるよね、という。
そろそろ二人も30歳だし、「一緒にいること」についてそういう風に考えが落ち着いてきているだろうな、ということを、今回のイラストを描くにあたり改めて思いました。
30歳、といえば。ケアされる七二三が最初電話口でイライラしている様子でしたが、下書きの時点ではもっと怒鳴っている風に描いていました。しかし、今の七二三はそういうことはしないというか、感情についてより抑制的になっているだろうなと思って描きました。
それはそれで大切だけれど、一方で気持ちを抑えるのも辛いというのは事実。だからこそその後のハグに繋がります。
ちなみに電話の相手は家族です。
深敦の方はといえば、イライラしてお腹をおさえていますが、これは漫画の方にも描いてきた「ストレスが強いとおなかの調子が悪くなる」という点が今も変わっていないということを描きたかったんでした。
作品については以上となります。
7月はもっといろいろやりたかったんですが、正直に言うと終盤メンタル面がやられていて思うように作業をできなかった、という事情がありました。
だからこそ、描いてきたような「人に頼る」ということの大切さを痛感しました。
一方で、身近に頼れる人がいないという状況もあると思います。第三者に話したくても厚生労働省が紹介しているような電話も全然繋がらないし、メンクリもなかなか予約できないし。
私としては以下のサイトをおすすめしたいです。
AIロボのコーナーがありそこで話すと、気休め程度でも、今よりちょっと楽になれるんじゃないかと思いました。
また、「デッドプール&ウルヴァリン」も、わりと心のケアの話だったよなあって。だからこそかなり刺さりました。楽しい映画でした。
最近尋常じゃない暑さが続いています。
社会情勢も不安になることばかりだと思います。
心と体の健康を大切にしていきましょう。
そして、今年の8月はなおさら平和について改めて考えたいですね。
8月は七二三の誕生日もあるので、それだけは頑張って何か描きたいと思います。
「しゅゆのかがみ」もそろそろまとめたいです(描きおろしを描くかちょっと悩んで止まっています)。
それでは、また。
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