仮説社やまねこラウンジ講座「岩波たのしい科学教育映画を授業で使おう!」の内容紹介

2022年5月7日(土)12時より,巣鴨駅歩2分の仮説社にあるやまねこラウンジにて,

「岩波たのしい科学教育映画を授業で使おう!」

という講座を開催します。
その講座では下記のような実験をみなさまに体験して頂く予定です。
どうぞ奮ってご参加ください。

岩波科学映画〈溶解〉には、ミョウバンを高温にして溶かした液の温度を下げると、きれいな結晶が現れてくる映像が登場します。結晶が現れてくる様子はなかなか感動的なのですが、このミョウバンの結晶があらわれてくるところを、ライトスコープで見ると、とてもおもしろいです。 とはいえ、ミョウバンの溶液を高温にするには、ふつう加熱器具が必要ですが、今回思いついたのは、目薬容器(耐熱)と保温水筒を使う方法。目薬容器に、ミョウバン1,水2の割合(容積比)でいれると常温では、溶け残りがかなりありますが、この目薬容器をお湯を入れた保温水筒に、ポコンと放り込みます。ときどき振り混ぜてやると、10分程度でミョウバンは全部溶けます。目薬容器は熱いので、水筒から割りばしで取り出します。その目薬容器から、スライドガラスに、一滴ミョウバン溶液をたらし、ライトスコープで見ると、小さな結晶が現れ、だんだんと六角形の形になり、結晶が大きくなっていきます。 加熱容器を使わないので、教室や、会議室のようなところでやる科学教室でもこの実験ができるのがオススメ。

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