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なぜプレゼンをするのでしょうか?

なぜならプレゼンをする相手(プレゼンを依頼した人)の心の中に
「迷い」があるから、
プレゼンを依頼する、と私は仮定しています。

コンペ、講演、社内報告、スピーチなど。
図面や動画だけでは人は判断がつけない、つまり信用しきれない時があります。
そんな時はやはり対面の会話が成り立つ
プレゼンテーションが必要になります。

プレゼンする側の私たちは
プレゼンの目的を、
相手に承認されることや、
コンペで勝つことのためだけに
フォーカスしてしまいがちで、
自分たちの提案の魅力や妥当性ばかりを伝えることに
躍起になってしまいがちです。
自分もそうでした。

それはプレゼンのコアな部分ではありますが、
そればかりでは必ず相手の心には響きません、反論がおきます。
だから、少しだけコアにはいる前に感情に訴える必要があります。

なぜなら相手はプレゼンで
「これから自分たちはどんな方向に
 進むべきなのかを教えてもらいたい」
と思って迷っているはずだからです。

人は論理ではなく、
意外と感情で動くことが大きいです。
だからまずは相手の感情を揺らしてあげます。

具体的にはまず、コンペの場合
企画そのものを立ち上げた相手を肯定し、
相手にしかなし得ない将来の姿を想像してもらい、
そして勇気づける、と言ったことが大切です。

簡単なようで忘れがち。
真面目にやると思わず重たい作業になりますが、
プレゼンはプレゼントとも言いますし
ぜひ相手のやる気スイッチを押してあげたいところです。

kmd

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