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コンセプトとは?

プレゼンで伝えたい、将来の「ありたい姿」を
シンプルな言葉で表したものを、
私はコンセプトと呼んでいます。


当然ではありますが
コンセプトはプレゼンを作り始める前に
しっかりと考えておくことをおすすめします。

ここで、よく見るサービスのコンセプトを調べてみました。

■ 有名なコンセプト
「持っているすべての音楽をポケットに入れて持ち運べる」=iPod
「サードプレイス」=スターバックスコーヒー
「伝統と先端の新しいシンボル」=東京スカイツリー

これらはプロのコピーライティングによるものでしょうが
「それってどんなもの?」と思わせるような
言葉の使い方は、どんどん真似た方が良いと思います。

よく、ありたい姿そのものの「状態」を
コンセプトにしてしまう場合がみられますが、
残念ながらプレゼンには向きません。
真面目すぎです。

状態とは、例えばこんな感じです
iPod=「1000曲入るポータブルプレーヤー」
スタバ=「おしゃれで落ち着けるカフェ」
東京スカイツリー=「世界で最も高い電波塔」

最もよくありがちなのは、
コンセプトが無いのに、ある程度まで設計図が描かれてしまうこと。
大人の事情で仕方がないのですが、、、
後出しコンセプトはかなり苦しみます。
そんな時は私も(大きなお世話かもですが)手伝ったりしますが、
筋の通ったコンセプトが造形で表現された時ほど
誰にとっても幸せなことはありませんし
リアルに結果がついてきます。

コンセプト作りはいつもとても悩みます。
それでも相手にしかない唯一無二のコンセプトはあるはずです。

相手の歴史、信念をよく読み解き、
心に響く、良い意味で抽象的で、
想像するとワクワクするような言葉をプレゼントしたいものです。

kmd

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