表

2 他の方の意見を聞いてみて

自分一人で思っている事だけでは知識も経験も足りないし、他にも問題があるだろうと思い、他の方に意見を聞いてみました!

すると、サイズの問題だけでなく、セクシャリティの問題デザインの問題など様々なことが分かってきました。以下がいただいた意見一部です。(意見をいただいた方からは載せて良いという許可をとってあります。)

◎私服について
・キッズだとキツく、メンズだと大きく感じるため、キッズとメンズの中間がないように感じる
・都市部でない場所では、服屋さんは駅ビルやイオンモールくらいしかなく、探してもSサイズがないかSサイズの大きいものしかない
・キッズとメンズの服では配色やデザインの雰囲気が全く違い、着たい服が着れなくて居場所がないような気持ちになる
・メンズ服の方が,レディースと比べたらシンプルなデザインの多い
・トランスジェンダーの人は親にカミングアウトしていない時(特に服を親に買ってもらっている期間)、移行期の服がつらい。
・親に服を買ってもらうときでも、ユニセックスやジェンダーレスな服ならば「男女兼用だから!」など言って買いやすい

◎スーツについて
・スーツに困っているFtM/Xはよく見かける。大手のスーツ専門店でも、スモールサイズは取り扱っていない場合が多いように思う。
・レディーススーツはメンズと違って「女性」に配慮したデザインが多い(例:ポケットが飾り、くびれを強調するデザインなど)

以下の図に意見をまとめてみました!(以下の図はあくまで例です。悩みがこの順番でない方もいますし、今でも親御さんにカミングアウトしていないという方もいます。いただいた意見を図にまとめるときにこの時系列なら分かりやすいだろうと思い以下の時系列で書かせていただきました。)

◎服全般について
本当は、服にレディース・メンズと決めつけるのではなく,すべての服にすべてのサイズが存在し,その人が着たいデザインの服を着れるのが一番だと思う
・メンズ・レディースそれぞれのサイズを増やせばいいのにと思う
・服をメンズかレディースか分類するー決め手は、ギャザーやフリル、レース、色、服の形なんじゃないかなと思う

以上のように、自分の考えていたサイズの問題だけでなく、セクシャリティの問題デザインの問題など様々な問題があることが分かりました。

しかし、この意見をいただいた時点ではまだ、服作りの完全自動化と考えるのではなく、あくまでFtM、低身長のシス男性の方向けの服を販売するという考えで止まっていました。
このFtM、低身長のシス男性の方向けの服を販売するという考えから服作りの完全自動化という考えに変化した経緯を
3.服作りの完全自動化に至るまで
で話そうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!