明晰夢にはまっていた(夢での行動編)

ご無沙汰しています。笠取と申します。
一時期明晰夢にはまっていまして、その経験を書き記しております。

今回ですが、当時明晰夢でどんなことをしていたか、何ができたかについてお話しできればと存じます。

前回明晰夢を保持する方法を書きましたが、それさえできれば大抵なんでもできます。
空を飛ぶ、会いたい人を具現化、物を具現化、場面を変更、重犯罪・軽犯罪などなど、体験したこと、体験したことないこと両方が可能です。体験したことのない感覚については、脳が勝手に補完します。

あぁ、助平の皆様、あなた方が明晰夢の行動といって真っ先に想像することについて私は多くを話せないので、先にお詫びしておこう。
恥ずかしがってる訳では決してありませんで、当時中学生だった私はまだ性に目覚めておらずそういうことに興味がなかったんですね。
それに関係することといったら、性転換をして喜んでいたくらいでしょうか。

さて、よく聞く明晰夢でできることの話をしてもつまらないので自分が特に使っていた夢の話を…

それは、「勉強」です、

馬鹿だと言って石を投げないで下さい。当時私は勉学に励む真面目な生徒だったのです。
成績を上げようと奮闘していた私は、ある日天才的なアイデアを思いつきました。
それは、「夢の中で勉強すりゃあいいのでは?」というものです。

早速夜実践したのですが、結論から言うと可能でした。
ここで重要なことは、驚くことに教科書を内容ごと夢に具現化できたという点です。

例えば、試験中は思い出せないけれど回答を見たら「前見たわ〜」ってなることありますよね。
これってつまり、無意識でインプットされているけど、普段は引き出されない記憶。

明晰夢の中だと、この微妙な記憶がかなり自由に使えていたのではないかと想像します。
よく、脳の全部の機能の数%しか使えないって言いますが夢の中ではもう少し機能を解放できてたのかなと。

そんな訳で、普段目を通す中で無意識のうちに記憶していた教科書を、夢で本文ごと再現できてたのかなと思います。

前回も書いたように、夢の中での文章は、意味のない文字の羅列が勝手にそれっぽく生成されるだけなので、それとは大分異質。
きちんと文章として認識できていました。
まぁ当然完璧ではないでしょうが。

こんな感じで、私は私の記憶の中の教科書を使い、明晰夢の中で勉強をしていました。
時間は、明晰夢が終わるまで。
現実世界の体感時間とは異なるので、練習さえすれば実質無限ですね(笑)
明晰夢内で勉強していた内容については、目が覚めたらぼんやり覚えている程度でした。

さて肝心の成績ですね。
ここで、全く上がりませんでした!というのがオチとしては良いのでしょうが、実は成績は良かったんです。
明晰夢のお陰か?と聞かれるとなんとも言えませんが…。
記憶を引き出すという点では、他の人より練習ができていたのではないかと思います。


次回、現実世界への副作用編…

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