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テレビ情報との付き合い方

私は基本的にインターネット中心に情報を仕入れる側ですが、テレビの視聴は1日約3時間程度、頻繁にチャンネルを変える視聴者です。そこで、ちょっと気になったのが、とある投稿で”ニュースに疲れた”というもの。

そこでわたし流のテレビとの付き合い方をご紹介しちゃおうというのが、今回のテーマです。

1.批判や批評は音を消す

私は原則的に、ニュース番組でのコメンテーターの寸評は、ほぼ聞いておりません。『~だと思うんですよ』といった、個人意見を時折挟む人って、日常会話でも話の腰を折る方によく居ますよね?こっちは、特に回答や正解を求めいるのでなく、単に何が起こったか?を知りたいだけですから、報道番組の番組スタッフの意見や評論家の意見は、是非『他でやれ』という感じです。音を消して口がパクパクしているのを見ると、不思議と得意がってニヤけた姿が、やや滑稽にも見えますからね。

2.効果音やBGMが流れる映像シーンも無音

これがテレビを見ていると非常に気になるのですが、事故や事件などの映像が流れると同時に、ジャーン!とか、不安な気持ちにさせるBGMを流して、必至に視聴者を惹き付けようとしていますよね?そもそも、You Tubeにアップされた映像、またツイッターの動画でも、実際の音はノイジーで、劇的な音は衝撃音くらいです。こういった過剰な演出は、一種のマインドコントロールの手法によく使われるくらいで影響が強いため、ボリュームを絞って見るか、あるいは無音の方がよりリアルです。

3.ニュース番組なら3局以上を見る

殆どのキー局のニュース番組は、一種の情報バラエティ化しているので、一つの番組に情報を詰め込み過ぎで、一方的に報道側が伝えたい部分だけ切り取って編集しているものです。特にですが、TBSとテレビ朝日は、内容が重複している場合が多く、この2つはどちらを見ても内容に変わりありません。私は夜9時台ならNHK,10時からテレビ朝日、11時からTBS、11時40分からフジテレビとチャンネルを時間帯で変えながらニュースを見ています。

どの番組も後半は私の興味をひかないスポーツですから、一つの番組を丸々見ていることはまずありません。こういった特定の『常視聴番組』を持たないことが、報道を客観視することに繋がります。テレ東やBSでも、深夜帯には同時刻に報道をしているケースはなく、3局以上ニュースを見て、内容がほぼ重複しているなら、それは『今日は目立った事件や事故がない』で、私は他の番組を探してみるか、テレビを消しますね。

日本の報道姿勢は、新聞を定期購読する世帯割合が欧米と比べて、圧倒的に高いので、新聞による社の報道姿勢をテレビが補完する、強調するといった具合で、実は公正な報道とは呼べません。

世界的には、最下位に近いのは、こういった”メディアスクラム”があるからでしょう。

つまり日本は情報が溢れているようで、実はあまり幅も世界情報も極めて狭く小さいのです。だからといって、決してインターネット情報が公平なのかと言えば、私見では9割以上が個人意見、専門家だろうが、政治家が投稿しようが、その内容を本気で信じるに足るものでは無いと感じます。

したがって、『ニュースを見ないと乗り遅れるということはなく、むしろあまり熱心に観るべきではない』というのが、私のニュースを観るコツで、新聞である程度、事件や事故を知ったら、テレビのニュースは番組サイドに報道の補完や補足をしてもらうのではなく、あくまで自分でニュース番組はパラパラとページをめくるように気軽に観るのが正解です。

あまり他人の主張や評価を頼るべきではないですね。

さて、続けて今度はネットリテラシーについて、論じてみます。


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