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安平光佑


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西條中(富山)時代から想像力に溢れたプレーで注目を集め、氷見高(富山)では高校3冠(高校センバツ、インターハイ、国体)を達成。日体大に進学後は、在学中から、途中コロナ禍で海外でのプレーが難しい中でも、キールⅡ(ドイツ)やウサム・ニーム(フランス)で腕を磨き、大学4年時の昨季は、ポーランドリーグ上位のプウォツクでシーズンを戦った。

日本人男子選手として初めてヨーロッパチャンピオンズリーグの舞台にも立ったプウォツクでの1年を経て、今季はよりプレー時間を求めてヴァルダルに1年間の期限つき移籍をしている。

アジア予選では対戦した各チームのDFを手玉に取った

卓越したスピードとテクニック、判断力、そして度胸のよさで日本OF陣をグイグイと引っ張ったことは、記憶に新しいところだろう。

大会のために10日強だけの期限つき移籍

そして、昨年から日本代表合宿には呼ばれていたものの、国際大会のメンバーに入るのは今回が初めてとなったアジア予選で真価を発揮。



NEWS-1:安平が第2戦でPOM獲得も監督は解任

11月17日にクウェートで開幕した男子の第26回アジアクラブ選手権。大会詳細については前回のニュースレターで解説しているのでぜひご一読を↓
今回は、前回大会に続き徳田新之介(前回は所属のアル・ドゥハイル〈カタール〉で出場。今回は期限つき移籍でアル・ハリージ〈サウジアラビア〉から出場中。アル・ハリージにはアナリストとして前・大同特殊鋼アナリストの小林佑弥さんも所属)が参加しているのに加えて、パリ・オリンピックアジア予選で大活躍した安平光佑も、ヴァルダル(北マケドニア)から期限つき移籍でアル・カーディシーヤ(クウェート)に移って出場している。

アル・ハリージは初戦でアル・ガラファ(カタール)を28-27と接戦の末に破り、続くインドのゴールデンイーグルス・バーラトに48-20と快勝して11月20日時点でグループAの首位に立つ。

一方、グループBのアル・カーディシーヤは、1試合目のシャールジャ(UAE)戦に28-30と敗戦。安平はセンターのレギュラーとして早速出場していたが、この時点では安平のスピード、リズムが周りと合っておらず、安平自身も2得点に終わっていた。

それが2日後の第2戦、シャバブ・ハレット・サイダ(レバノン)戦では、完全にOFの中心として君臨。7mT5本を含む11本のシュートすべてを決め、11得点で32-25の勝利に大きく貢献した。この試合で安平はPlayer of the matchに選出された。

しかし、このあと、監督のフセイン・ハビブ氏が解任されたと発表された。初戦で敗れた時点でその噂があり、第2戦では勝利したものの、結局解任となったようだ。


代表も含めて、中東での監督の解任劇は見慣れたものでもあり、ハリージの小林アナリストは「中東では日常茶飯事。去年はクウェートSC(クウェート)が大会中に2回監督を解任して優勝している。効果的だと首脳が考えているのかもしれない」と話す。

安平も自分を呼んだ監督があっさりとクビを切られた状況だが、あまり周りのことは気にせずにハンドボールに集中できるタイプなだけに、やるべきことやるだけ、と淡々とプレーしそうでもある。

決勝トーナメントでの日本人対決がなるかも含めて残りの期間に注目したい。

2000年富山国体少年男子メディカルトレーナー 2001年富山県立氷見高等学校男子ハンドボールメディカルトレーナー 2021年ハンドボール日本代表チームにメディカルトレーナーとして合宿に参加 2023年富山ドリームススタッフ