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現実と非現実の間で

編み物が好きな方がこんなに多いんだって事に気づく今日この頃です。

TwitterやInstagramをするようになって、多くの、いろんなタイプの編み物を楽しんでおられる方が、こんなに沢山いるんだと知りました。皆さん、本当に楽しそう。

私の祖母が棒針編みが得意で、自分の着るものはもちろん、子供達や孫達のセーターまでよく編んでくれました。私はそのセーターを大切にしながらも、自分では全く棒針編みをすることはありませんでした。あの頃は、じっくり1つのことに取り組んで、ひと目ひと目を編み続けるなんて根気がなかったように思います。

いつからこの’ひと目ひと目の楽しみ’を覚えたのかな。私の場合は、やっぱりタティングレースに出会ったから、でしょうか?

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私は編んでいるとき、いろんな事を考えてしまいます。編むことに集中しながら、漠然と考えをめぐらしていると急に問題解決したり、良いアイデアが浮かんだりします。

逆に考えに集中し過ぎると、あっという間に編み目を間違えて、解いて編み直しになります。その時は編み物に集中していなかった自分をさんざん呪うんですけど。

集中の仕方にコツというか加減が必要で、体調なんかも関係ありそうです。これがうまくいくと、なんとも良い時間になります。もしや’ゾーンに入る’っていうのかしらね・・・いや、それは大げさに違いありませんが。

いずれにせよ、現実と非現実のバランスが大切なんです。


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タティングレースのアクセサリー作家をしています。

インスタグラムに新作や過去作品を載せています。見て頂けたらうれしいです。https://www.instagram.com/kasane_act


                            禾皐音kasane









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