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古いと半端のコラボレーション

このところはタティングレースでアクセサリーを作る事がほとんどなんですけれど、やはり最初の頃はドイリーばかり作っていました。花瓶敷きやコースターになるような、丸い編み物です。

本を見て、編み図そのままに編んでいました。上手になる基本は、最初はやはり真似からですね。オリジナルを作って販売したいな、と思うようになったのはかなり後の事です。

オリジナルを考えるようになると面白さが俄然違ってくるのですが、でもまだ編み方練習中の時って、もう夢中になるというか時間を忘れるくらいのめり込んで編めちゃうんです。その頃はヘタなドイリーをいくつでも作っていました。

その頃の練習作品達、目を飛ばしたり、歪んだり、小さすぎたり、そういうのでも捨てるには惜しくて・・・だからちょっと飾ってみようと思いました。

私は日本の工芸品が好きなのですが、祖母の家にあった古い寄せ木細工がとても素敵で、そこにタティングレースを合わせて楽しんでいます。

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藤重先生のご本から選んで練習したものだったかと思うのですが、かなり間違って編んでいるんですよね(^^;) 

こんな半端を、古くて壊れているけど貫禄のある古い工芸品のホコリよけにしてみたり、下に敷いてみたり、結構素敵な世界感が生まれて楽しいんですよ。私の現在進行中のネックレスも。やっぱり好きなものはケンカしないように思います。

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かなり擦れて模様が薄くなってしまって、なかなかシャビーシックですね。母達が幼少期に遊んだものらしいです。なぜ「別府」の印が押されているのかが疑問。寄せ木細工って箱根ですよね??

ちょっと壊れてても凝って作られているもの、っていつまで経ってもカッコイイ。古いもの好きの私はこういうのを見て何時間でも過ごせてしまいます。この頃行かなくなった骨董品巡り、思う存分巡りたい。早く日本でもコロナのワクチン使えるようになって欲しい。

またたまにドイリーも編もうかな。オリジナルのドイリーを考えて、ビーズをバシバシ入れて・・・




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