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私のお友達へ

私、友達ができたんです。しかも宮崎に。現代ってすごいですよねぇ、オンラインで出会って、オンラインでしか関わったこともなくて話したこともない。会ったことなんてもちろんなくて、同じ景色を同じ場所から見たこともない。それでも友達になれてしまうんですよ。少し私には難しいけれど、こんな出会いも悪くないなと思っている私もいます。


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私の友達の名前は、富永桃加という素敵な女の子です。出会いは同じチームで同じキャラクターデザイナーをすることになったのがきっかけでした。静かなイメージであまり多くを語らず、” こなすので、見てください ” みたいな感じのスタイルの子で仲良くなれるか初めは不安だったんですよ、実はね。

初めて話したきっかけはLINEを読み返すと (( みんなのイラストを描きたい!!)) ってことからでした。そのあと他愛のない話をして彼女のnoteを読みました。その頃くらいだと思います、私が彼女を知りたいと思ったのは。

初めてちゃんと話した時の彼女は防護服に身を包んだ不安な顔の兵隊って感じでした。笑

本当に多くを語らず、相手の出方を伺ってて、自分で言えるラインを相手によって線引きし、常に聞き手にいるような、そんな女の子でした。決して強気なわけじゃないのに芯があって、顔色を伺ってしまうのに自分の気持ちは揺らぎにくい。他人の魅力に魅せられやすくて、羨ましがりやすい。それでいて負けず嫌い。何ていうか、うまく言語化できないんですけどめちゃめちゃ最高な子なんですよ。笑


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見てください、これが彼女の世界なんです。温かくて優しくて、儚くて繊細なのに確かに鮮明で、限りなく果てしないこの世界。この世界の住人です。そりゃ知りたくなっちゃいますよね〜、ずるいっす!!この子!!!


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聖母じゃないくせにみんなのママ感あるところが好きなんですよね。めちゃめちゃ負けず嫌いで、他人の素敵なところを素敵と思う自分と悔しいと思う自分が同時に存在する感じ。物事を客観的かつ多面的に見ることが上手だけどそれ故に納得できないこととかストレスとかきっと沢山のものが彼女を襲うだろうに、それをゆっくり咀嚼しようとするところが好き。すごく前向きで、努力家。妥協を嫌って、着実に前を見ようとするところも好き。自分に自信あるわけじゃないのに周りを勇気付けちゃうところも好きなんです。


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もも〜、君は肯定されるべきだよ。君は生きる糧は死ぬことだって言った。死ぬことを受け入れる強さと清らかさが君にはある。今を必死に生きる君はかっこいい。どんな理由があったっていいと思うんだ。考えや、想い、物の見方も全部全部君だけのものだよ。誰にも触られない桃加だけの大切な場所。

私はももが仕事ができてもできなくても、人間臭くてもそうじゃなくても、口が悪くても、機械的でも、不器用でも、素直じゃなくても、嫉妬深くて負けず嫌いでも、富永桃加が好きだよ。


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強そうだけど弱い。きっと君は強くなるしか他がなっかったから、だから強くなってしまったそんな人。孤独に強くなった。強いっていうより、硬くて頑丈で背の高すぎる壁を作れてしまった人だ。自分への理解や共感能力は驚くほど乏しいのに、相手への理解や共感ができない自分を嫌う、そんな変な人。誰かに心から ” 君はいいやつだ ” と、言える君は本当に心が広くて温かい。

自分のことを常に (( こんなやつ... )) って思っちゃうよね。誰かをよく見て、知って、理解するほどに。すごいと思えば思うほど、それに比例して後から少し自分を嫌いになる。

富永桃加!それでもね、そんな君に助けられている人がいる。君の何気ない人を認めてあげられるその言葉に救われる人がいるんだよ。存在価値とか、自分のいいとこなんて陽菜も全然わからないし自分じゃ見つけるの難しいよね〜。わかるぞ。だけど、それを見つけてくれる人が君の周りにはいるよ。会えなくたって、顔を見て言葉で伝えてくれる人が確かにいるでしょ?それに少しだけ自分も気付いているでしょ?


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だからね、もも。君は本当に素敵な人なんだよ。いつか気が休まるときに、いつもより早く布団に入れたときに、

お疲れ様、自分。

って、言ってあげてね。私の好きな、私たちの好きな桃加をもっと好きになってあげてください。私は大丈夫だからさ、少しだけ心配しなくていいよ。その代わり、私がどんな風に帰ってきても、陽菜が好きだっていってた桃だよ〜って言って、また友達になってよ。

いつか、絶対に会おうね。みずきと三人で女子会だよ。

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