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競技五目並べプレーヤーってどんな人?インタビュー篇①

はじめましての方もそうでない方も、こんにちは!

競技五目並べ(連珠/れんじゅ)初段のかさじぞうです

連珠が好きで好きで
連珠打つ方々のことも好きですっかりハマってますが、あまりにもマイナー
マイナーすぎて囲碁に間違われるのは朝飯前
なんならオセロ?と言われたこともあります

でも面白いことを知っていただきたくて、連珠を楽しんでる方々に不定期インタビューを連載することにしました

私自身も今まで聞いたことが無いので、わくわくしております

まず五目並べや連珠のルールを簡単にだけ載せておきます

五目並べ(ごもくならべ)とは、2人で行うボードゲームの一種。囲碁の道具を用いて行う簡単なゲームで、盤上に交互に石を置いていき、先に石を直線状に5個並べることを競う。

Wikipediaより

(※実際は囲碁の19路盤ではなくて15路盤を使っています)

でも五目並べのルールだと、先に打つ黒石の方が有利になります
そこで連珠です
連珠には五目並べに“ある”ルールが加わります

黒は五連を並べる前の「三々」「四々」「長連」がすべて「禁手」で、 負けとなります。

日本連珠社ホームページより

黒石の人に縛りが加わりました
これが連珠を面白くしています
詳しい説明は日本連珠社のHPをご参考になさって下さい

https://renjusha.net/

さて囲碁将棋に比べてマイナーな連珠
連珠を始めたきっかけが気になります

第一回目の質問は、3つです

①連珠歴何年ですか?

②連珠をどこで覚えましたか?

③連珠を打つようになる前に、五目並べを打ったことがありますか?

中山智晴九段(第55期名人)


①18年と思います
②インターネットのアプリ上(ハンゲーム)ですかね
③五目並べ自体は幼い頃から知っていましたし打ったこともありました

神谷俊介名人(第59期60期61期名人)


①16年くらい (中学2年生から) です。

②連珠を初めて打ったのはハンゲームというアプリです。リアルで初めて打ったのは連珠楽友会という連珠会で、光山九段に教わりました。

③メイプルストーリーで五目並べを打ってました。河野さん(現六段)が主催する五目並べ大会に参加し、入賞コメントを楽しみに練習に励みました。

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現在日本の連珠界のトップを走るお二人
なんとネット連珠育ちですね
わくわくしてきました
他の方にも聞いてみました

千木良誠六段(多摩連珠会主宰)

①連珠を知った時期から言うと1972年9月なので、51年半になります。 但し、1986年頃から2007年までは休珠していたので、30年位になります。なお、公式戦デビューは第1回スポニチ杯(1973年8月)で中村さん(第七世永世名人)が優勝した大会です。

②連珠を知ったのは雑誌で三森九段が学生用に連珠を紹介する記事を読んだのがきっかけで、その後「連珠打ち方と作戦」という本を買って読んでいました。当時学校で大会を主宰し、20人以上参加していたとおもいます。(5mm方眼紙で対局)

③五目並べは母親の実家で従兄弟や叔父と多分4・5歳の時から打っていました。

丸田浩貴六段(日本連珠社理事)

①約27年

②連珠有段者だった父(ねこ珠六段/東京連珠会主宰)から。連珠世界(会員の購読誌)に小学校4年生の時に教わっている姿が載っていました。小学校5年生の時のジュニア大会がデビュー戦で妹(小学校1年生)と出場しました。

③なかったと思います。○×ゲームくらいはやったことあったかもしれませんが。

きみどり初段

①連珠歴6年半です

②いっぷくのイベントで連珠に出会いました

③ありません

S初段

①初めてアプリ(五目クエスト)でやったのからすると4年くらい、子供と一緒に連珠会に行き始めてから3年ですね。(もうそんなに…(汗

②子供が通っていた将棋教室の先生(藤田麻衣子先生)がちらりと連珠の話をされていたり、教室(いっぷく)の中に連珠の本もたくさん見かけたので、連珠って何だっけ?と思って調べたりしたのかなと思います。一人でできるアプリもあるので、とりあえずやってみた感じでした。

③家に碁盤があったので、小学生の頃にやったことはありました。
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ベテラン棋士と新進気鋭の棋士を比べてみると、五目クエスト(連珠のアプリゲーム)がリリースされる前とリリースされた後でかなりの違いがありますね

連珠に出会えるのがかなり限られていそうなところから、ネットで知ってスマホで気軽にプレー出来るところまで変わっています

それに加え、藤田麻衣子六段が以前に清澄白河に出していた“どうぶつしょうぎカフェいっぷく”が連珠を知る良い場所になっていた事が伺えます

またベテラン棋士の皆様のお話を聞く機会はあまりないのですが、スポニチ様がスポンサーの大会があったのですね!驚きました(現在はありません)

昔はどのような大会があったのでしょう
気になります
ベテラン棋士の皆様には今後ともお話を聞いていきたいです
(休珠という言い方がなんだか可愛くて、連珠界あるある用語も募集しております)

では、今が伸び盛りの中堅棋士の方はどうでしょう

志村広樹四段

①2024年5月で、連珠を始めてちょうど4年になります。
②五目クエストでの実践を通じて覚えるとともに、連珠入門(虹有社)、新版連珠必勝法(虹有社)、実戦で勝てる3手の詰め連珠(著中山智晴)、実戦で勝てる連珠四追い問題集(著岡部寛)、ぴえちゃんねる(藤田麻衣子六段のYouTubeチャンネル)

を参考に勉強しました。
③子供の頃、祖父母の家で碁盤を使用して五目並べを打った記憶があります。三々禁はあった気がしますが、四々禁、長連禁があったかは覚えていません。

●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●⚪●実戦以外にも本や動画で、勉強することが可能なのですね
皆様が参考になさった本や動画のオススメなども聞いてみたくなりました

さて
チラホラとお名前が上がっている藤田麻衣子六段

実は藤田麻衣子六段にもインタビューしているのですが、熱いメッセージが届いたので特別篇として記事を作りました

こちらもお楽しみいただけると嬉しいです!













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