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星が瞬いた朗読会

天気が気まぐれにくるくる変わる3月のちょっぴり寒い日に、はじめて朗読会に参加してきました

私のとても大好きな画家さんが、村中先生とコラボして素敵な御本が誕生した記念イベントとのこと

本を読むのは好きだけど、誰かと感想を共有するのが下手な私

朗読会に行って周りの人たちの楽しい雰囲気を私が壊しちゃわないかしら…
音楽も苦手な科目だったけど大丈夫かしら
でもトークショーもあるし

ぐるぐる回る頭の中

今まででこんなに心に灯りを灯して下さった本はないでしょ

大好きな本じゃない

行こう行こう

即座に出される有給届け

沢山のわくわくと少しの不安を抱えて降りた古書店の街


駅からすぐのBOOKHOUSEさんは可愛らしい外観

ぐるっと壁いっぱいの絵本・児童書が真ん中のカフェコーナーを囲んでいます

本に囲まれた部屋がほしい!と思ったかつての私に教えたいです

神保町においで

スプーンをぐっと入れないとすくえないプリン
ふわっと香るカモミールティー
周りを見渡すと本・本・本

幸せ

不安はどこかに飛んでいきました

そしていよいよ絵と詞と音楽の夕べ開幕です

名前が分からないけど
煌めくバイオリンとピアノの旋律

優しい詞が優しいお声に乗って広がります

村中先生のお声でした

優しさの中に凛としたお声が聞こえます

しらとあきこ先生でした

さっきまで読んでいた本が形をもって目の前に広がります

うさぎさんがぴょんぴょん跳ね、おじいちゃんが華麗なステップ踏み、自転車がグイッと空を翔けていきます

気がついたら周りのみんなも頷きながら、ゆらゆらしながら、真っすぐと前を見つめながら、本を追いながら
それぞれがそれぞれの世界を作っていて星が瞬くようです

それがすごく温かくて心地よい

来て良かった

その後のトークショーも先生方の熱い想いや編集者さんのお話も聞くことができて、笑いあり、感動ありの素敵なイベントでした

村中先生、しらと先生、編集者の皆様、BOOKHOUSEの皆様ありがとうございました


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