見出し画像

何にでもなれるバレエ

バレエを続けて、30年以上。
身体から舞が自然と生まれる。
バレエをもっと身近に…生活の中に…
探究は続く。

葛飾人。第23弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。

今日の葛飾人は、
バレエジャンパー 布目紗綾(ぬのめさや)さん。
葛飾区内の様々なスポットでジャンプを続けている。

お父さんは、画家。
いつも家で絵を描いていた。
末っ子で身体が弱かった紗綾さんは、温かい環境で育てられた。
そして、バレエに初めて触れたのは、保育園の年長の時。

役をもらうと、
妖精にもなれる、
人魚姫にもなれる、
役を演じ、新しい自分を発見してきた。

高校生の時に襲われた激痛。
腰を痛めたのだ。
大好きなバレエも少し休憩。
しかし、紗綾さんの中では何も止まっていなかった。
踊りたい!衝動に駆られる。

18歳から「教える」立場に。
人には役割があるようだ。
指導する立場ではなく、表現の場に立ちたい想いは消えなかった。
そして、「バレエ」をより多くの方に身近に感じて欲しい。
この想いを形にしたのが「バレエジャンパー」。

バレエと言えば、大きなホールで、煌びやかな衣装を見に纏い、舞う姿が印象的。
しかし、紗綾さんは、外に出る。
日常で過ごしている空間で舞う。
https://nunomesaya.jimdofree.com/

バレエをもっと身近に。
自身の想いをもっと開放的に。

セーラー服を着て、
ランドセルを背負って、
時には工事現場で、内装工事をしながら。
多様な姿に変容しながら、ジャンプに想いを乗せる。

その潔い姿に観ている人は、思わず笑顔に。
圧倒的なバレエ技術でジャンプを見せつけ、その勢いには生き様が現れている。

「笑う門には福来る」、紗綾さんの座右の銘。
「うーん。悩んでも仕方ないもんねー!」、あっけらかーんと、笑顔を弾き出す。

今、表現を発揮する場所は、大好きな葛飾。
銅像と一緒に、豊かな緑と水辺の空間で、スポットの魅力に合わせて自身も変化を続ける。

次の目標は、
タカラトミーの社屋で舞いたい!
大切な息子が大好きなプラレールと囲まれながら。

子育てという新しい経験をしながら、心の進化を受け止めながら、次は「何になる」のか?
そして、バレエの魅力をどう深めていくのか?
溢れ出る笑顔に秘められた野心を追いかけていきたい。

インタビューをしていても、バレエの舞台を観ているようにワクワクしてくる。
それは、紗綾さんのコロコロ変わる表情と突然飛び出す舞による感情だろう。
笑う門は、周りをも明るくする。
弾き出る笑顔を保つ秘訣は、
「自身から溢れる想いを大切にしてあげる」
こと。

人生で溢れてくる一つ一つの感情と向き合い、表現し続ける紗綾さんにこれからも注目です。

紗綾さんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.57」配信中( 10月25日13時〜)!
変幻自在の紗綾さんの表情をどうぞお楽しみくださいヽ(´▽`)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?