白でありたい。
海外に視点が向き、視野が広がった。
「当たり前」ってなんだろう。
葛飾人。第25弾。
葛飾で過ごす人"葛飾人"に想いを聴き、noteに書き溜めていく。
一人一人の想いが混じり合い、町はできていて、
変わるところ、変わらないところが交差しながら今日も時が紡がれていく。
その日々をnoteに綴っていく。
今日の葛飾人は、
23歳、さまざまな人との出逢いの中で日々発見を繰り返す。
柊平健貴 (くいびらけんき)さん。
通称、「くいけん」。
みんな同じ授業を受けて、みんな同じ時間に登校して、下校して、
少し変わったことをする人がいると責められて…
その状況が不思議だった。
みんな一緒じゃなくていいのに。
高校は、「グローバル」と学校名に入るような学校へ。
一人一人個性があり、その特徴を認め合う空気感があった。
居心地が良かった。
大学に進学してからも今いる場所に留まる思考より、外に興味が湧く。
動いた先で出逢う一つ一つの景色と人の個性でまた、くいけんの視野は広がる。
大きく考え方が深化したのは、大学時代に訪れたネパール。
ネパール地震後の復興支援で現地に向かった。
建物は多くが全壊。
日本では、再興を「待つ」姿勢になりがち。
自分たちの建物を自分たちの手で建て直すという思考にはあまりならない。
しかし、ネパールでは、
「自分の家だ。再建は自分たちでするんだ!」という動きが当たり前。
自身が思っていた「当たり前」がガラガラと崩れた。
と、同時に、今まで考えていた「当たり前」がなんだったんだろう?と固定観念が消え去った。
そういえば、中学生時代に自分も「当たり前」と思われていた習慣が合わなかった時に、
思ったっけ?
「なんでみんな一緒じゃなきゃいけないんだ?」って。
初めて訪れたまち、自分とは違う人に出逢うことで視野が広がる。
違いを認め合い、固定された意識を持たずに日々を過ごすと視野の広がり方の速度が早まり、範囲が広く広くなる。
だから自分は「白」でありたい。
染まる時もあれば、吸収できるまっさらな状態で中立を保つ時もある。
場面によって、色を変える時もあるかもしれない。
くいけんの将来の夢は、IOC(国際オリンピック委員会)に入り、まちづくりに関わること。
他国との違いを感じ、日本の特色を知り、多彩な色を混ぜ合わせながら、豊かなまちをつくっていく。
「大きな夢ですが…」と謙虚な23歳の青年は恥ずかしそうに、かつ熱い眼差しで夢を語る。
真っ白な心で、これからたくさんのことを吸収して、いろんな色を経験する。
彩り豊かな経験を積んだくいけんがつくるまちが今から楽しみ。
くいけんに教えてもらったことがある。
「なんでこうしてくれないんだろう」、
「なんでそうなるかな」、
「わかるよね?普通…」
この考えは思考を動かす上で無駄な時間なのかもしれない。
だって人は一人一人違って考えや行動が同じになることはないんだから。
同じになる方が不思議だ。
そう、その個性があるから人生面白いんだ、って改めて気づかせてもらった。
ありがとうございます。
夢と希望に溢れるまっさらなくいけんさんがご登場の「心のそなえチャンネル vol.59」配信中( 11月8日13時〜)!
心まっさらに、今日も清々しい一日をヽ(´▽`)/
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