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石穿の囲碁問題 NO.48 タケフ

今までは囲碁で攻める手筋を紹介してきましたが、今度は守る手筋や基本を紹介しています。今日はタケフ(漢字が分かればイメージしやすいと思います)です。

難易度目安

☆☆☆☆★:入門者の方向け・3手までの問題
☆☆☆★★:初心者の方向け・5手以上の問題
☆☆★★★:中級者の方向け・7手以上の問題
☆★★★★:上級者の方向け・9手以上の問題
★★★★★:有段者の方向け・難問


問題 黒先(☆☆☆☆★)

白1に打った場面です。黒番で黒〇2つと黒△2つを無条件で連絡させてください!

黒〇と白△を連絡させてください
コウは失敗になるので注意です

失敗

黒2のように打つと白5までコウになってしまいます。

失敗(コウになります)

正解

正解は黒2です。黒〇、黒△と並行になるように打ちます。

正解

続正解

黒〇、五列の2つ、黒△に注目してください。それぞれ連絡する手段がaが2つ、bが2つあるため黒〇と黒△は5列を通して連絡することができます。

a2つ、b2つあるため黒〇と黒△は連絡しています
囲碁は黒白交互に打つため連絡手段が2カ所以上あればどちらかは打つことができます

タケフ(竹節)

今回のように平行間隔で1列空けて2つ石が並んでいる状態をタケフ(竹節)と呼びます。竹の節に見えるのが由来で、石の連絡でよく用いられる手筋です。

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