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note囲碁ドリル2

今日はダメについての復習と応用です。
囲碁の1試合を''正しく終わらせる"最後の難関であるダメ詰めの練習問題です。

問題1:ダメは何カ所ありますか?

まずは復習を兼ねてダメを探してみましょう。
問題1の中にダメは何カ所あるでしょうか?

ダメは何カ所ありますか?

問題1(正解):4カ所

正解は4カ所です。
問題1で黒からダメを詰めた例ですが、この場合は1~4の交点に違いはありません。
どこからダメを詰めてもOKです。

ダメは4カ所でした

問題2:正しいダメ詰め(引っ掛け)

次は正しいダメ詰めです。
問題2の中にダメが1つありますね。
黒番でダメを詰めてみましょう!

黒番でダメを詰めてみましょう(引っ掛け)

問題2(失敗):それアタリです

ダメは五4ですね。
ただしよく見て下さい!
黒から五4に置いてしまうとアタリの状態になってしまい、次に白から×(三6)に置かれると黒4子が取られてしまいます。

失敗図

問題2(正解):アタリになる石はツギ

問題2の正解は三6です。
パスすることも出来ますが、白が五4に置くと黒はアタリになるので三6と置く必要がありますね。
このようにアタリになる石を守る行為をツギ(継ぎ)と言います。
ダメ詰めで自分からアタリの状態にしないように気を付けましょう!

正解は黒1

問題3:接戦でのダメ詰め(応用)

ダメ詰めはサッカーのアディショナルタイム、野球の九回二死に当たります。必然的にドラマが生まれる場面でもあります。

最後の問題3は黒からのダメ詰めと陣地計算の複合問題です。
黒から正しいダメ詰めをして、黒が勝ち切って下さい。(問題図の時点で黒白とも取られた石は無いものとします)。

問題3:黒が正しくダメを詰めれば勝てます。

問題3(失敗):ツグ順番が大事

まずは失敗図です。
黒1と五7にツグことができれば今日のドリルは理解できています!
ただし白2(三1)と置かれると黒は一1に置くことができません(置いたらどうなるか確かめてみて下さい!)。

失敗図です。白6(二1)にツギ

結果的に盤面では黒10目、白9目ですが、白は黒1つを取って埋め戻せるので、引き分けとなります。

問題3(正解図):黒1目勝ち

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