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note囲碁ドリル20 ゲタ
久々のnote囲碁ドリルです。今回は囲碁の基本手筋である「ゲタ」を紹介します。
ゲタとは
「ゲタ」とは「シチョウ」とは異なり、直接相手の石をアタリにしないで包囲するように置く囲碁の手筋です。
![](https://assets.st-note.com/img/1697408022054-jUS2BfH1Nk.png)
問題
黒番で白△を取りたい場面です。
まずは復習を兼ねて「シチョウ」で取りに行ってみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355395935-9LBdgRV8xV.png?width=800)
失敗(シチョウは成立しない)
しかし黒1から「シチョウ」を始めてみても、進行方向に白石があるため、「シチョウ」は成立しません。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355495772-JwYQYFBuB0.png?width=800)
左右同型なので、黒1を白2(九4)から始めても同様に「シチョウ」は不成立となります。
このように「シチョウ」が成立しない時に「ゲタ」が役立ちます。
正解(ゲタ)
正解は黒1です。
直接白△をアタリにしていませんが、包囲することで間接的に白を取ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355722412-UlSMXRS4U0.png?width=800)
続正解
仮に白2と逃げ出そうとしても、黒3に置けば白△を含む白石はこれ以上逃げることができません。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355797814-mhY3W9OBhY.png?width=800)
仮に白4で九4に置いても白はアタリなので、白は逃げることができません。
このように直接アタリにしなくても、包囲するように置いて相手の石を取る手筋を「ゲタ」と呼びます。
実戦での頻出度が高い
「ゲタ」は実戦での頻出度が高い手筋です。相手が切断してきた石を捕獲する時に使います。
↑のリンク先のように使い、相手の反撃を封じ込めることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697408212762-ZWhXb7na8Y.png)
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