不定期囲碁日記 2023.1.3
秀策の棋譜より
現代は星に絡む定石が多いですが、江戸時代は小目や目外しが多い傾向にあります。
その中でも白8は今ではほとんど見かけません。
その後の進行
実戦は白14までゆったりした進行になります。
現代だと黒が3線で手数をかけているので、少し遅いと言われるかもしれません。
黒のハマり形
黒は白4と白8を割きにいきたいですね。
黒13と白の頭をハネてみたいですが、これは黒頑張りすぎです。
白28とキリが打てますし白22もツゲるので黒がボロボロです。
黒の理想図
黒13はノビて黒15まで壁を作りたいです。
黒17まで進むと白△が右の黒5子に近すぎるので、働きが弱いです。
黒は次にAと打てば白△を捕獲して大きな実利にすることが可能。
現代の白8
現代は白8が多く打たれるようになりました。
黒11までなら変化が少なく分かりやすい展開です。
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