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石穿の囲碁問題 NO.61

囲碁の「攻め合い」の練習問題になります。手数は短いですが、相手の急所を的確に突きましょう!

難易度目安

☆☆☆☆★:入門者の方向け・3手までの問題
☆☆☆★★:初心者の方向け・5手以上の問題
☆☆★★★:中級者の方向け・7手以上の問題
☆★★★★:上級者の方向け・9手以上の問題
★★★★★:有段者の方向け・難問


問題1 黒先(☆☆☆★★)

黒2つと白4つが攻め合いの形になっています。黒の方が不利に見えますが、
白の急所を的確に突くことで逆転することができます。

黒先

正解

正解は黒1にコスミを打ちます。

正解

続正解

最善を尽くすと黒5まで、黒が攻め合いに勝つことができます。

続正解

問題2 黒先(☆☆☆☆★)

黒1が急所になっている理由ですが、こんな問題も用意しました。
白2と対応した時に黒3はどう打ちますか?

黒先

正解

黒3でウッテガエシが成立するので、問題1の白2では守る必要があります。
相手に強制的な守りを強いる手を打つことができれば、主導権を握りやすくなります。

黒3でウッテガエシが成立(八5でもオイオトシが成立するので正解)

囲碁を解説する時に「この形はここが急所です」「ここはこれが自然な1手です」ではなくて言語化することが普及に繋がると思います(私の説明もまだ分かりにくいのでより簡潔に説明できるように努力します)。

サポートありがとうございます。微力ながら囲碁の普及に貢献したいと考えています。サポートは棋書や囲碁の遠征に使用させて頂きます。他にも囲碁の記事を投稿しているので、読んで頂けると嬉しいです。