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note囲碁ドリル:2眼について
今回から囲碁講座を始めます。入門編のまとめはこちらです。
本因坊戦の1局目は一力棋聖が勝利
5/18(木)~19(金)に行われた本因坊戦の1局目は一力棋聖が勝利しました。
一力先生が中央に蔓延っていた井山先生の黒石の2眼を奪い、取ることが勝負に直結しました。
今日は囲碁を打つ上で重要な2眼のお話です。
2眼とは着手禁止点を2つ以上持つこと
2眼を持つとは着手禁止点を2つ持って相手から取られない状態にするという意味です。
着手禁止点=眼
ここで用語解説になりますが、着手禁止点の事を眼と呼びます。
ただし着手禁止点よりアタリが優先されるので、眼が1つ以下しかしかない石の一団は相手に取られてしまいます。
1眼の例
まずは図1をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1684630827230-PTlql38i9U.png?width=800)
図1ではAの地点(四4)が黒の眼になりますが、同時に白からアタリの状態のため、白からAに置かれると黒の一団は取られてしまいます(図2)。
![](https://assets.st-note.com/img/1684631158316-WgOJErGVXu.png?width=800)
2眼の例
次は図3をご覧ください。
今度は黒の眼が2つありますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1684631293846-XIepSUvl04.png?width=800)
黒の眼が2つある=白の着手禁止点が2つあるという状態です。
着手禁止点が2つ以上ある=アタリにならない状態とも言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1684631379662-sIRlhwVHKB.png?width=800)
これにより眼が2つ以上ある石の一団は相手に取られることはありません。
ただし間違って黒からAやBに置くと1眼になってしまうので注意です。
図4の黒は2眼あるので、白が井山先生でも一力先生でも黒を取ることはできません。
2眼以上を持つ石の一団は死なない
上記のように2眼以上の石の一団は取られないので生き、逆に1眼以下の石の一団を死にと囲碁では表現します。
囲碁の解説で石が生きた。石が死んだと耳にすることがあると思いますが、2眼を持つか持たないかと言う意味になります。
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