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不定期囲碁日記 十段戦は芝野名人が先勝

十段戦は芝野名人が先勝(大阪)

今日から開幕した十段戦も令和の三羽烏対決です。
7日に大阪の大阪商業大学で1局目が行われました。
結果は芝野名人が許十段に勝利し、1勝目を挙げました(3勝先取)。

芝野名人は棋聖戦6局目へ移動(熱海)

9日からは棋聖戦の6局目が行われるので、芝野名人は熱海に移動します。
8日には前夜祭があると思うので、休養日が無いのは大変です。

6局目の立会人が張栩九段なので、解説に出てこられるか楽しみです。

朝の反省 全部は助からない

朝投稿した記事で黒25に打てば、中央の黒が助かりますよ!と投稿しました。

黒25で全部助かる!はずが…

ここから白は30,32と打つのが手筋です。
黒33は六10と白32を取るしかありませんが、黒のダメが詰まって攻め合いになります。

白32は捨て石ですが、黒のダメを詰めることができます。

そして攻め合いの結果は、白が勝ちます。
黒の大石のダメは□の1手、白3子のダメは△2つなので、黒から打っても白の1手勝ちとなります。

攻め合いは白の勝ちで、助けたと思った黒が取られてしまいました。黒39=白32ツギ

黒は31で六9とグズム手が良さそうです。黒×3子は取られますが、
今度は黒のダメが□2個、白のダメも△2個なので黒39で△に打てば黒11子は生還します。

黒3子を見捨てるのが良さそうです。

実戦は異なる変化でしたが、対局している時から黒の形が気持ち悪かったので、少し腹に落ちた気がします。
それにしてもダメ詰まりって怖いですね。改めて勉強になりました。

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