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石穿の囲碁問題 NO.10

今回も六死八生の練習問題になりますが、死活を考える上でとても重要な回となります。

☆☆★:初心者向け。☆★★:初級者向け。★★★:中級者向け以上。

問題:黒先白死(☆★★)

前回の続きですが、黒の正解の途中で白の応手を変えてみました。

白4と対応された場合、黒5以降を考えてみましょう!

白4と対応された場合、黒5以降でどうすれば白を取れるか考えてみましょう!白には1眼(七13)あるので、黒はもう1つ眼を作らせてはいけません。

失敗

黒5で白石1つを取ることができる!のは事実なのですが、白6に置かれると五13に眼ができてしまい、白は2眼生きとなり黒は失敗です。

黒の失敗図。白は2眼あるため黒は取ることができません。

正解

正解は黒5です。言葉で書くより図を眺めていきましょう!

正解は黒5です

続正解

白は6で黒2つ(3&5)を取ります。
黒7でどこに置けば白の眼を奪えるでしょうか?

白6で黒2つを取りました。

続正解2

正解は黒7です。ここに置けば黒7の場所が「欠け眼」になります。

黒7までで白を取ることができます。

黒3~7までのコンビネーションが重要

今回紹介した黒3~7まで一連の流れは、死活で相手の「眼を奪う」コンビネーションになります。重要なコンビネーションなので是非、覚えてください!


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