平成四天王対決(棋聖戦挑決トーナメント)
棋聖戦の挑戦者決めはプロ野球のCSに似ている
今日は囲碁の棋聖戦挑戦者決定トーナメントが行われています。棋聖戦は上からS,A,B,Cリーグが行われ、各リーグの成績上位者で変則トーナメントを行い挑戦者を決定します。
ここまでB,Cリーグは敗退し、今日はAリーグ優勝者の山下九段とSリーグ2位の高尾九段が対局し山下九段が勝利しました。山下九段がSリーグ1位の芝野九段と対局して一力棋聖への挑戦権を争います。
例えると、今日行われているのがプロ野球CSの1ステージで、来月行われるのがCSのファイナルステージです。棋聖戦のファイナルステージは3番勝負ですが、Sリーグを優勝している芝野九段に1勝のアドバンテージがあります。
井山名人不在の中誰が挑戦者になるか
昨年まで棋聖だった井山名人は今年のSリーグ成績が振るわず、挑決トーナメントには出場していません。
来年の棋聖戦が令和三羽烏同士の対決(一力棋聖vs芝野九段)になるか久々に平成四天王(今日対決した山下九段、高尾九段に加えて張栩九段、羽根九段)になるかが注目です。
賞金減ってない?
来年の棋聖戦七番勝負のスケジュールや詳細は決まっていますが、優勝賞金が4,500万円→4,300万円に減額されていました。棋聖戦の優勝賞金が最も多いのですが、大きなタイトルの優勝賞金が減るという事は寂しいですね。
スポンサーがお金を増やしてもタイトル戦を開催したい!と思えるような囲碁界であって欲しいです。
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