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【囲碁】棋聖戦6局目封じ手予想

囲碁の棋聖戦の6局目が箱根で行われています。ここまで一力棋聖の3勝で防衛に王手をかけています。2勝の井山王座は後がありませんが、カド番に追い込まれてからの底力に定評があるのでまだ分かりません。

今回も1日目の最終局面を「公表された事実として」捉えて「表現の自由」のもと「個人的なアイデア」として封じ手と2日目の予想を記事にします。

封じ手予想と感想

今回も難しい局面での封じ手となりました。白114まで進み右上で乱戦が起きています。白△と黒×が攻め合っていて、場合によっては一触即発の展開になりそうです。封じ手は黒115を予想してみます。

黒:一力棋聖 白:井山王座

封じ手予想は二13サガリを予想します。手堅い手でもあり白に打たれたら嫌な場所なので候補にしました。

一触即発

その後の展開ですが、互いにリスクを負って攻め合いになる可能性があります。白20,22で黒を完全に孤立させることができますが、黒19の場所に黒石がくると右上の白石が不安定になります。

一触即発

息の長い碁

負けたら終わりのタイトル戦なので、なるべくリスクは負いたくありませんが、井山王座は最強手を選ぶイメージなので一触即発の展開は十分にあります。

個人的には穏便に互いに弱い石を助けて息の長い展開に持ち込みたいです。

息の長い碁

黒19(実際は119)で先手を譲りますが、互いに穏便な展開です。井山王座が穏便な展開を選択した場合は形勢に自信がありそうです。

2日目開始まで残り2時間を切りました。早ければ1日に一力棋聖の防衛が決まります。難解な展開を制するのはどちらになるのか楽しみです。

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