自己決定にヒントがある?

個別指導の塾をやっていると、学校より長期的に子どもたちと関わる、ということもしばしばです。
小学生から高校受験まで、中学から大学まで、大学受験を終えてアルバイト講師として、なんてこともあり長い子では、小3から大学受験までとか、中学から就職までとか。
これは「その子のその後のことも考えて関わる」という視点から見るととても大事なことでもあります。
小学でも中学でも担任として関わるのは1年から2年程度、担任から外れても関わることもできますが、それも異動があればできない。
どうしても視点が短期になりがち。だから、なんとなく進路指導等も「入れるところで偏差値高いところ」という視点に陥りがちな気がします。現状を見て、現状に合わせたところ。
進路のプロセスで学校のアプローチが、その子のその後まできちんと考えてくれているね、と思えることはそれほど多くはありません。
でも、、、「その後」のことを知っている僕からすると、その後がどう推移するかについての重要な、そして絶対に外したくないポイントがあります。

それは自己決定のプロセスをちゃんと歩めているか、ということです。

この自己決定のプロセスがある子とない子に、その後の人間的な成長の違いがある気がしてなりません。あくまで経験則だけど。自己決定については僕の人生にとっても大きなテーマだし、教育ってなんだ?!と問うた時に外せない中心核だとも思っています。

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