衒いという欲
仕事で文章を書いていた時、柔らかくしてくれと指示を受けた。
書いてる内容が法律の話だから仕方なくない??みたいな気持ちになったけれど、確かにその通りだった。熟語を動詞に変えたり、漢字を開いてみたりしたけれど、どうにも柔らかくならなかった。
どうしたものかと、ネットサーフィンなどしていたらこんなサイトに行きついた。
あなたの中に「てらい」があるのでは?
この言葉が私に突き刺さった。
もう文章のことなんて関係なく、自分の今までの生き方まで”衒い”というもので大方は表現できるような気がした。
そもそも衒学趣味があったし、奇をてらうことも好きだった。
承認欲求を満たすために、人の気を引くために私がやることはこの”てらい”の気持ちから来ていたのだろうと思う。
なんというか、賢く見られたいみたいな気持ちがなかなか捨てきれないのだと思う。Twitterとかでも人からこう思われたいという気持ちが先行して、内容が無いツイートをしている気がする。下ネタとか呟けなくなるのも私の中だと衒いの気持ちがあるのかもしれない。
ただ、この気持ちは私の原始の気持ちだ。小学生のころから、人の気持ちを引くためにおかしなことをやっていたし、高校生の英語のスピーチ会では、周りが環境やら成功体験やら話している中で、ドーナツの話などした。フレンチクルーラー最強。
成功したいという思いよりも、何でもいいから認識されたいという欲かもしれない。
私のコアのワードになる、衒い、意識するようにしたい。
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