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平編みで取手作り

段ボールを使った引き出しに、重いものを入れようと思った時に、取手をどうしようかとしばし悩んで思い付いたのが、園芸用のビニールタイで平編みをするということ。

園芸用ビニールタイとビニールひも


本当はホームセンターで重いものを購入した時に無料で配布される、プラスチックの持ち手を百円ショップで探していたのだけど、見つからなかったので、作ることに。

ケニヤバックを購入した時に、ノベルティーとして頂いたプランターハンガー。ある程度の強度を持たせるのはこの紐の細さでも可能。細さだけでなく素材の質にもよるけれど、今回は園芸用資材なので、ある程度は期待できる。
手作りの良し悪しでもあるけれど、壊れたら修理をするか作り直せばいいと思えるのが気楽なところ。
中央の四角いものはパスケース。ただ、大きさが若干、よくあるパスケースには小さくて中に物が入れられないので使えなかった。でもケニアの女性の織物の技術の高さと色合いの鮮やかな組み合わせが気に入って使わないけれど持っている。
小学生の頃、叔母に手伝ってもらいながら作ったフクロウの壁飾り。もう一度同じものを作ってポシェットにする予定が力付きてそのままに。
意図せずして左目と右目のウッドビーズの出方の違いが、時を重ねると可愛らしくも思えて、不思議な感じがする。あの当時はそれを修正できなかったのが本当に嫌だったのが、今はアクセントにすら思える。
なってしまった理由は手加減が一定ではなかったから、編んだ後に編み地を整える作業の時に偶然反対に出てしまって戻せなかったのが理由。

取手の長さを仮に8センチとして、編み上がりの長さを計算したくて検索をかけると、大体、仕上がりの10倍ぐらいの長さを2本必要とするのが分かった。今回は8センチを作りたいので、80センチを2本切り取りました。

平編みをする為に一本を半分にカットするのも方法だけど、今回は重いものを入れた段ボール箱の引き出しの取手にするつもりなので、編み始めをループにしてなるべく切らない方法で編み始める事にした。
仕上がりの用途が飾りではなくて重みに耐えさせたいのと、ビニールタイの性質上、基本的には絡めていくだけでまとまる(はず)だというのが、そう考えさせた理由だった。

編み物の時のゲージと同じに、とりあえず作ってみる事にする。平編みの長さを出す為に参考にしたサイトはミサンガというお守りの為に長さを出していたので、そもそもこのビニールタイの太さだと同じような長さを出せるか分からなかったというのもある。

作り始めて分かったのは、こちらは編む為の素材ではないのであまりキツめに編み地を整えようとするとビニールが伸びて中のステンレスが見えてしまう。
園芸用のタイを活用しているので、湿気等の水分への耐久性とある程度の重さには耐えられそうだけど、糸と同じにはならない。
では、使わない方がいいかといえば、編み方を工夫すれば糸と同じように扱えるので、ビニール部分が切れやすいというのを意識されたら、普通に編めると思う。
他に同じ園芸資材でネット用の糸などは編もうとすると滑りやすく、編むより結びながら編むようにして進めていく方が向いているのを思うと、ビニールの柔らかさが手に優しくて取手に向いているとは思う。


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