私にできること
『雨ニモマケズ』の一節に自分の生き方を見出した。
私にできることなんて大したことない。
自分は無力だ。
だが、何もしないことが一番いけない。
なにかできるかもしれない。
あの人が死んで世界が変わった。
無力な僕は何もできなかった自分を呪った。
あの人は僕の手に届かなかった未来だった。
あの人が活躍してくれていたら僕はそこまで考えなかった。
「まだ見えない苦しみにもがき苦しんでいる人はたくさんいるのかもしれない」
いろんなサービスは世の中にたくさんある。
だが本当の意味で足りているのかは疑問が残る。
だからといって僕がしなければならないことはないかもしれない。
ある意味こちらも危険を伴うから。
僕はもう幸せだから。
妻がいて3人の子供がいて暮らしていけるくらいの働ける職場に頼れる同僚たち。
あの時は何も見えなく暗く閉ざしていた僕とは一転した。
あの時の僕がまだまだいるような気がする。
それならば少し先を進めた僕にできることはなんだろうと今を思う。
助けられるのなら何でもしよう。
少しのことでもたくさんできれば形ができるのではないだろうか?
犯罪に加担しないこと、人を傷つけないこと、仕事に関わることはしない。
高々私にできることなど小さなことだろう。
だが、そんな小さなことを必要としている人もいるかもしれない。
できない言い訳を作るのはいつも自分だ。
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