メトロンズ所感(ネタバレなし)



メトロンズ「副担任会議」初日、2日目公演を観ました。



担任や学生ではなく「副担任」にフィーチャーした物語ですが、ある種の学生のような青さや大人ならではの線引きの両方を感じさせる登場人物たち。


彼らの会議が二転三転、脱線とを繰り返しながら、くだらない言い合いも予想できないぶっ飛んだ展開もありつつ、気づけば「副担任」でしかなかった彼らの輪郭が少しずつ見えてくる。


生きていく上での息苦しさとか、抱えきれない過去とか、見てみぬフリしてきたことも、まだ知らないこれから見つかるかもしれない一面も。

みんな本当はあるかもしれない。

あってもいいし、なくてもいい。



ゲラゲラ笑ってる中で、そんなことを思わせてくれるお話でした。

正直自分にはぶっ刺さりまくってしまった。

あ~~~~いろんな人に観てほしいな。
めちゃくちゃ面白いので。




私的に推しはキドだけど、感情移入したのはカネコだし、オノダが私の人生にいてくれたらと思ったり、イグチは少し私だし、シマタニはめちゃくちゃ人間で、ハナオカはたぶん生徒に一定数のファンがいる。


とにかく全登場人物が愛おしい。

今度こそアテ書きでしょ?と思うくらいそれぞれ役がぴったりだった。でもきっと、もしかしたら全員の配役が違ったとしても、同じことを思っていたかもしれない。

それくらいみんな演技がうまい。うますぎる。

彼らのコントをみるたび口癖みたいに言ってきたけど、それでも毎回新鮮に驚いてしまう。




直前イベントでじろうさんから指摘された点へのアンサーも見えて、とても良かった。

受け入れて改善する柔軟さも、自分達の色を出す意地も、丁寧さも荒々しさも兼ね備えた今回の「副担任会議」、だからメトロンズが好きなんだよな!って心から思えた作品。

それでいて、きっともっとずっと良くなっていくんだろうなこの劇道は、とも思った。



いまのメトロンズを、これからのメトロンズを出来る限り見逃したくない。


迷っている人、気になっている人、激長アーカイブ鬼得配信もあるので是非。

オンラインチケットよしもと から。



間に合え!

いつかあなたが後悔しませんように!







自分は今日も当日券で駆け込む予定。

それも間に合え!定時ダッシュ!











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