イタリア 驚きの連続編
こんにちは!優花です♪
今日は、5月に4週間弱滞在させてもらった北イタリアのエコビレッジでのことについて書きたいと思います!
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私が行ったのはZonca Ecovillage というところ
イタリアと言ってもスイスから電車で20分ほど!
アルプスが広がる北イタリアの北の北にあった。
最初の印象は、
「なんじゃこれは!!!😳😳😳✨」
山の中に走っているメインロードから外れ、細い道でさらに上へ上へと行ったとことろに、突然石造りの建物が連なって現れる。
中世から時が止まったまま今も存在しているようなこの村。
現在は30名ほどのドイツ人、スイス人が住んでいるようだった。
そう、イタリアにあるのにイタリア人がほぼいなかった!
というのも歴史を遡ると、
この村は17世紀頃にでき、
18世紀に最盛期を迎え、その後は都市に人口が流入する流れに飲まれ、村はどんどん過疎化。
まさに近代化の影響の縮図という感じがする。
そしてやっと1990年代に、この村に価値を見出したドイツ人、スイス人の若者たちが移り住み、現在の形になったそう
私は、Steffという六十何歳か(忘れた笑)のおじさんのところにお世話になったのだが、まさにこの人は、90年代にこの村に移り住んだ当時の若者の1人だった。
ここに来るまでは、ホストのステッフとはメールでやり取りを取っていた。ホームページにアクセス方法が細かく記載されていなかったので、メールで送ってくれた何とも簡素的な文章だけを頼りに、最寄りのバス停からバックパックと一緒に歩いて歩いて歩いた。(結局間違った道を歩いていたらしく、めちゃくちゃハードだった笑笑)
やっとの思いで村に辿り着いても、ステッフに会うまでにまた一苦労笑
ようやく、ドアのない建物の2階でドリルのような物で何やら作業している彼を見つけた。長い白髪が一つにくくられている。
「Steff!!」
と私が叫ぶと、振り返って、
「Youuu made it!!😳😜」
の一言。その瞬間疲れが吹っ飛んだ(笑)
おもてなししてくれたカレーを食べながら、聞きたいことがありすぎる私。
“この景色は何?!!”
“ここで暮らすってどんな天国?!”
“おじさんは何者??” ..…
ひとまず
「いつからここに住んでるの?」と聞くと、
「40年前かな」と言った
こんな山の中で40年間......!!驚きだった。
けれどステッフはそれ相応の(この山の中で40年間暮らしてそうな笑)雰囲気、オーラみたいなものがあった。
村には、ネパールでもお馴染みのチベット仏教の経典のフラッグ、タルチョの姿がちらほら。
ブッダの像まであった。
Zoncaに住んでいるの人は仏教を好んでいる人が多いようだった。
それもそのはず、Zoncaの隣のBordoという村はなんとチベット仏教コミュニティだった!
ネパールに縁がある私はその事実に興奮しまくり
後日、Bordoに行ける時があった。
毎朝7時半に瞑想の時間を設けているそうで、ご縁あって参加した。けど今思えば、あの時瞑想というものを全く理解しておらず、あの時完全に間違ったことをやっていた!(笑)
お経を読む場面があったのだけど、お経が確かチベット語、英語、ドイツ語、スペイン語で書かれていて、毎回順番に全部の言語でお経を読んだ。
仏教の世界観に包まれ全く持ってアジア的な空間。なのに、ここはイタリアで、部屋には全員ヨーロッパ人・正座をしている、そしてアジア人はラマと私だけ、という状況が何とも不思議だった。
仏教に馴染みのある国から来た私だけど、お経を読む・瞑想をする彼らは私よりもよっぽど立派な仏教徒だった。
そもそも私は仏教徒か..?…
話がずれるので割愛するが、旅に来ていると宗教観についてよく考えさせられる。
イタリアの山の中で、こんなネパールみたいな光景が広がってるなんて、誰が予想しただろうか??
不思議な巡り合わせだなあ.…。ひたすらそう思う
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以上!
今回は、結果的にZoncaに訪れて驚いた編ということでまとめてみました!笑
また違う視点でイタリアでのことを記事にしようと思います!
いや〜イタリアでの日々は内容が濃すぎて書くのが難しいです😂
また読んでくれたら嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます🥰
Have a nice daaay!
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