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「8段環境:黒紫キング構築解説」

今回は8段環境で新しく登場した黒紫キングのデッキ解説記事となります。
新弾発売前ですがプロキシを用いて調整していました。新弾発売日に余分なカードを集めるのが嫌いな方と「キング」が好きで使いたい方には最適な記事になっていると思います。

っといつもならここから有料部分となる予定でしたが、黒紫キングの強さが有料note水準に届いていないと判断したので全文無料です。

【デッキリスト】
「5・5型黒紫キング」

【黒紫キングの話】
まず黒紫キングのリーダー効果は「鬼ヶ島」を入れる前程で作られています。
 その理由は毎ターンコストとして減らすドンの供給が「鬼ヶ島」なしでは賄いきれない為です。それに加え素早くドン加速することは、リーダー効果の発動回数を増やすことに繋がりますので、悠長にドンを伸ばしていると効果のないリーダーで戦うターンが長くなってしまいキングの強みを引き出せませんでした。


【各カード解説】

・黒リーダーではお馴染みの相手のキャラを2コスト下げることが出来る2000券です。
・このデッキではつる+リーダー効果+9カイドウで11コストまでのカードを処理するのに使います。
・1クイーンとひとつなぎのサーチ確率を上げるためにサーチ対象ではないこのカードの枚数を減らしています。
・相手のキャラを2コスト下げたい場合はリーダー効果で間に合って場合が多いので、カイドウのコンボ以外で使うことは殆どありません。

・8段で登場した百獣海賊団サーチカードです。
・鬼ヶ島を意地でも持ってこないといけない為4枚採用です。鬼ヶ島がある場合は9カイドウをサーチするのによく使います。
・百獣海賊団カードヒット確率は93%(自社計算)です。
・10ドン時に1クイーンで9カイドウをサーチしてそのままプレイに使えるのは味が良いです。
・「ひとつなぎの大秘宝」は百獣海賊団名称でないのでサーチ対象ではないことと、5クイーンは同名なのでサーチ対象でないことは要注意です。
・デッキ構築上このカードを打点として使うことは少ないので「ひとつなぎの大秘宝」を優先的にプレイしてこのカードは1000券として使用することが多いです。

・1枚ハンデス出来る2000券です。
・相手の手札が7枚以上の時に4ローと合わせることで3ハンデス出来ます。
・序盤ドンを減らさずにプレイ出来、9ドン時に5コストのカードとくっつくので評価が高いです。
・コストマイナスでこのカードを使うことは殆どありません。

・赤紫ローでお馴染みのハンデスを搭載している4コストブロッカーです。
・ペローナと同じく9ドン時のくっつきで場に出せて手札の多いデッキに対してのメタカードとして使用します。
・このデッキではコストのドンマイナス分は次のターンに返ってきているので殆どの場合ノーコストで使用することが出来ます。

・百獣海賊団の2000券です。
・1枚ハンデスが9カイドウと相性がよく、相手の手札を枯らす進行で役に立ちます。
・手札が7枚以上ならハンデスロー、5枚以上ならペローナ、4枚以下ならドレークと役割分担が出来ています。

・鬼ヶ島などのガード値のないカードを入れ替えることと破壊体制付与が出来る6000ブロッカーです。
・リソースは増えませんが、鬼ヶ島などの不要札を変換するのに役立ちます。
・5クイーンから5サボで破壊体制を持たせながら、ブロッカーを2枚展開し、手札を大量に入れ替えることが出来ます。

・ドンが戻ってくる6000ブロッカーです。
・リーダー効果と非常に相性がよく、「5キッド→リーダー効果1ドロー→1ドン復活→1コスト+5コスト」や9ドン時に「5キッド→リーダー効果1ドロー→1ドン復活→5クイーン」などの使い道があります。
・後攻2ターン目に鬼ヶ島をプレイ出来ていれば、3ターン目に5キッド+リーダー効果を使っても次のターンには9ドンになるので9カイドウをプレイすることが出来ます。

・8段で登場した百獣海賊団の2000券です。
・メインの使い方は2000券で次点がトリガーで3コストkoすることであり、手札コストが重い関係で5コストでプレイすることは殆どな ありません。
・ペローナ+フーズ・フーで6コストまで処理することは可能ですが、2000券を2枚と手札1枚消費するので中々プレイする機会はないと思います。

・1クイーンでサーチ出来ない(重要)百獣海賊団の6000ブロッカーです。
・10ドン時にプレイするとデメリットである−1ドンは次のドン加速時に返ってくるのでお得です。
・効果自体は2枚ドローから1枚捨てているので、+1アドなのですが、このデッキには手札にきたら役割がない鬼ヶ島があるのでこのカードを捨てた場合2ドローと同じ価値があります。2ドローと同じ価値があると言いましたが、鬼ヶ島を素引きしてる時点で−1アド計算なので、その試合で有利になってるわけではないのが辛いところです。

・8段で登場した大型の百獣海賊団カードです。
・1番の注目ポイントは退却ではなく、トラッシュ送りというテキストです。これにより5サボの破壊耐性や菊之丞などのko時効果を無視して墓地に送ることが出来ます。
・先行で鬼ヶ島を張れていた場合には4ターン目にこのカードをプレイ出来ます。
・登場時効果ではなく、起動効果なので「9カイドウ召喚→リーダー効果で−2ドン→9カイドウの効果起動で9ドンのキャラまで処理が可能です。」
・手札をお互い捨てる効果もこちらは鬼ヶ島などの不要カードをコストに出来ますし、手札を5枚以下にすることでリーダー効果の1ドローの発動条件を満たしやすくなるので非常に相性が良いです。

・百獣海賊団の除去スペルです。
・単体で8ドンキャラまで処理出来ますが、リーダー効果と合わせることで、10ドンキャラを取れるのでキングのリーダー効果と非常に相性が良いです。
・この構築の場合「5ドンキャラ→リーダー効果で相手キャラのコストを−2→ラグナロク」と10ドンを効率よく使うことが可能です。

・1クイーンでサーチが出来ない(重要)百獣海賊団サーチスペルです。
・このカード自体は1クイーンでサーチすることが出来ませんが、このカードは1クイーンも5クイーンもサーチ出来るので優秀です。
・百獣海賊団ヒット確率は約99%(自社計算)あるのでほぼ外すことはありません。
・1番の役割は鬼ヶ島をサーチすることですが、鬼ヶ島がある場合は状況に応じて9カイドウ、2000券、5クイーンなどを選択します。

・初期からある百獣海賊団のステージカードです。
・このカード自体の査定はかなり低いので当初は採用せずに黒紫キングを構築したかったのですが、9カイドウの登場とリーダー効果の関係で採用しなくてはならなくなりした。
・マリガンでの最優先カードはこのカードなので、このカードがなければチェンジで構いません。
・基本的にドン加速は10ドン溜まると役割を失いますが、このデッキでは毎ターン3ドン〜4ドン減りますので鬼ヶ島は仕事し続けます。

【基本戦略】
・鬼ヶ島→5ドンキャラ→9カイドウor4+5
#先行の場合3ターン目にドンを減らしてしまうと、4ターン目に強い動きが出来なくなるので注意です。後攻3ターン目の場合は1ドンマイナスしても9カイドウを投げることができます。
・10ドン溜まってから5ドンのカードを2枚プレイし、リーダー効果で1ドローを繰り返します。
・盾の受け方は青ハンコックに近く、手札が5枚以下でないとリーダー効果でドローをすることが出来ないので、1枚要求の攻撃は基本的に守ります。相手の攻撃を守りやすくするために2000券が14枚採用されてます。

【このデッキの欠点】
・「鬼ヶ島」を引かないと勝負の舞台に立てません。そしてそれを引く確率が芳しくありません。2ターン目に鬼ヶ島を引ける確率は先行が70%後攻が80%です。

・ゲームの進行に問題があり、序盤相手に殆ど関与してないので4ターン目以降攻勢をしかけても、万全の状態の相手(盤面も盾も手札も殆ど無傷)に対して9カイドウを投げるところからスタートなのでゴールがとても遠いです。

・9カイドウ別に強くない問題です。パラレルのイラストが強そうで四皇っていうこともあって、こいつを出せば勝てるって思ってる人もいるかもしれません。実際は9コスト払って7コストのキャラ焼いてるだけあり、手札の破壊もお互い様効果なのでこのカードでゲームを捲れるなんてことはなく絶望しました。


【おわりに】
今回の8段のカードは全体的にカードパワーが低いなってのが回してて思った感想です。5段以降毎段様々な強化が来ており、インフレ気味だったので一旦ストップかけてみたのかもしれません。
自分の予想では新リーダー6種は公式大会で結果を残すことは難しいと予想してますが、外れたら笑って下さい。

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