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YoutubeでJASRAC管理のカバー曲上げるときに、見知らぬ申立人が著作権申し立てをしてきたら。

ある方のnoteをみて、ふと、そうだこれ書かなきゃと思って、このタイトルの記事をしたためました。これは半年前の経験から得たことです。


導入


皆さんの中で、Youtubeにプロの曲(今回はJASRAC管理曲に限らせていただきます。すんません。)をカバーしたものを上げている方もいらっしゃると思います。

さて、無事うpできました~となり、ふと動画ページを見たら、一例として、トップにもあるこんな光景を見たことがあるかと思います(Youtube Studio以前のクリエイターツールの画面なので、参考にはならないかもしれませんが、YouTube Studioの動画ページで見れるそうです)。

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・これ、JASRAC管理曲なのに、わざわざよその団体から申し立てとか何事?
・オリジナル音源をそのまま使ってない自分で作ったカバーなのになぁ、なんで?   ・・・etc。

こう思われた方も多いと思います。私もそうでした。

チェックしたいサイト


さて、Youtubeでは申立人からの著作権侵害申し立てに対して異議申し立てを行うことができます。

が、そのまえに。。。。

このKOMCA_CS、COMPASS_CS、CASHに異議申し立てする前に、一度、こちらのサイトをご覧にいただければと思います。
https://www.jasrac.or.jp/link/overseas/

これ、ご存じJASRACのウェブにある「海外の著作権管理団体」に関するページなのですが、この中の「JASRACの管理作品(レパートリー)を海外で利用する場合」のpdfリンクを確認です。

すると、

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COMPASSの文字が有りました。そのリンクをたどれば、英語で書かれてますがシンガポールの著作権団体のページが見られます。

http://compass.org.sg

さらに残ったのも、

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KOMCA、CASHの文字が。各のリンクをたどれば、れっきとした韓国の、あるいは香港の著作権団体のサイトにたどり着きます。

https://www.komca.or.kr/

https://www.cash.org.hk/home

おいおい、KOMCA_CSとかCOMPASS_CSの後ろ「_CS」は無視かいと思いでしょうが、これはcopyright societyで著作権団体を示す略語だとのことです。

いや、海外の著作権団体なのは分かったけど、JASRAC(Nextone)管理曲なのに、わざわざその団体から申し立てといてなんなん?というのは分かります。
ただここで一度、Youtubeとは何か、振り返ることにしましょう。

Youtubeはグローバル。だから・・・


ご存じYoutubeはグローバルな動画配信サービスであり、日本は当然、欧米は言わずもがなで、それこそ香港や韓国、シンガポールでもとくに制約なければ普通に見れるわけです。

さきほどうpしたカバー楽曲動画をシンガポールで見たとしたら、そのときシンガポールの法に則り著作権処理をせねばならんようになるわけです。
それに、これらの著作権団体はみなJASRACと管理契約の締結をしているわけです。

だから、今回の一例では言うならば案ずるな、放っておけということです。

海外でもきちんと管理されている証拠なので、あまり気にしなくて良いです。

最も、https://www.jasrac.or.jp/link/overseas/
ここにすら載っていない団体やましてや個人が、著作権侵害を申し立てすることはあります。
もっともな理由もありますが、どう聞いたって違う曲やろという場合もあるので、そのときは異議申し立てを企てることもプランに立てるのが良いでしょう。

まとめ


長々と書きましたが、

JASRAC管理曲のカバーを作りYouTubeにうp

もし、他者から著作権侵害の申し立てをしてきた場合、このサイトにGo
https://www.jasrac.or.jp/link/overseas/

載っていたら、もうその先はなにもせんでよし。
載っていて、申し立て内容、範囲が身に覚えがない事柄であるならば、異議申し立てを検討する。

おおよそ、このようなステップで確認を行いましょう。

さもなくば、半年前の私みたいに動転しながら異議申し立てを行い、その先泥沼にはまるかもしれません。。
そう、あるアコーディオン奏者からの助言がなければ。

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