カインの今後についてと、キャラの類似点についての萌え語り

萌え語り第3弾です。
萌え語りで一番タイトルが意味不明だと思うんですが、「こう」としか言えないので許してください。
ちょくちょく親愛ストのネタバレ注意です。

語ろうと思ったきっかけは、ブラッドリーの親愛ストと前半。

そこでブラッドリー、カイン、レノックスが会話するシーンがある。
その会話で、思ったのですよ。

あれ?ブラッドリーとレノックスって二人とも別方向でカインと似てるんじゃないか?

似てるというか、それぞれカインが辿っていきそうな未来の姿な気がしてきた。

と、考えるとこの三人が揃うとなんか、萌えた。私は萌えた。

そんなわけでどうカインと似てるのか、どうふたりがカインのこれからなのかについて萌え語りをしていきたい。

まず、カインとブラッドリー。

思い返すは「カエルのエチュード」。

ブラッドリーのセリフ抜粋

「死者は尊敬されるべきだ。こんないい加減な世界で、石になることまで適当にしたら……。生きてることだって、適当になっちまう」

ブラッドリーの口からこんなセリフが出るなんて……。
ブラッドリー、かっこよすぎて惚れる。
兎も角、このブラッドリーがカインの親愛ストーリーと被って私は見えた。

死者を大切にする。弔うという思想は二人に共通している。

こういう姿勢がギャップ萌でブラッドリーの好感度を底上げするのだが、そのあとのセリフで「踊ろうぜ」と来るのだから、どうしてもカインを連想させてしまう。

更にブラッドリーは盗賊団のボス、カインは騎士団長だ。

二人とも部下に慕われているリーダーである。

リーダーシップというのは、どうしても本人の気質に影響されるものだろう。それこそリーダーのタイプは様々だが、カインもブラッドリーもカリスマ性を持ったリーダーである。

(とはいえ、「同じカリスマ性」も少し違うんだろうけどw)

……と、主にこのふたつの点からブラッドリーとカインは意外と似ているところがあると私は思った。

ちょっと悪に傾いたか、正義に傾いたかの違いなだけで……

と、案外素質が似ている二人だが、何が決定的に違うのか。

カインが誰かのために生きているのに対して、ブラッドリーは自分の為に生きていると私は思う。

カインは、守るために生きている。騎士として誇りを持ち、剣を振るう。常に人に優しく、誰かのために率先して前に出る。

ブラッドリーは自分の為に生きてきた。
北の国出身で、弱肉強食の中で少しずつ力を溜めて生きてきたブラッドリーは、魔法使いとして強くなった
彼は誠実でお利口な生き方は選択しなかった。
すればブラッドリーはここまで強くならなかったし、最悪他の魔法使いに石にされていただろう。ブラッドリーは生存戦略として、戦うことを選んだ。守ることの為に強くなろうとするカインとは違う。

ちなみに、時の洞窟で過去にブラッドリーは部下を庇って死にかけたエピソードがあった。
ブラッドリーは部下のことを大切にする。
……まあ、だからブラッドリーはよきリーダーなのだが。
しかし、これはブラッドリーがカインみたいに他人を守るために生きているのかと言われたらそうでは無いだろう。
純粋に気に入った身内に対して、自分が守りたいから行動しているような気がする。どちらにせよ、「守る」という行為ですら自分の意思で動いていると、私は感じる。

カインはどちらかといえば義務感だろう。騎士という憧れの職業に、自分が相応しいように行動している気がする。だからカインは、その気になれば己の命ですらきっと義務感で捨ててしまえるだろう。

ここが、カインとブラッドリーの決定的な違いである。

根っこは一緒なのに、選んだ生き方が違う。

では、カインがブラッドリーみたいな生き方をこれから選択する可能性を考えてみる。

それが正しいのかは分からないが、賢者様を守って死にそうだとオーエンに言われるようなカインでは無くなるはずだ。

まどマギで言ったらブラッドリーが杏子で、さやかがカインみたいな?(伝われ)

そして案の定さやかは魔女化してしまったし……。

カインは理想の体現だが、このまほやく世界においてどうにも危ういので、生存戦略としてブラッドリーの生き方をひとつの指針とするのも、正直アリだと思う。

要は、ブラッドリーは魔法使いとして強くあろうとしたカインである。

オーエンから目玉を取り返す為に、剣だけでなく、魔法の鍛錬も始めたカイン。

剣が誰かを守るために鍛錬するなら、魔法の練習の目的は半分自分の為である。と、なれば「強さを求める」欲がより出て来るのではないか。

明確な目標もある事だし、魔法使いとして強くなろうとする途中で、きっと理想と現実の狭間で悩むこともあるはずだ。(妄想です)

強さを求めるなら、どうしてもここは乗り越えなければならない壁だと私は思う。

そして、その壁を超えた先にブラッドリーという見本がいる。

だからブラッドリーはカインにとって有り得る未来の可能性のひとつだと私は考えた。



次に、カインとレノックスである。

カインとレノックスの根本的な性格は正反対だ。

もちろん二人とも優しいことは同じだが、カインは誰とでも仲良く話せる。
一方でレノックスは話すことが苦手だ。

では、何がカインとレノックスが似てると感じたのか。

先程のブラッドリーとは逆で、生きてきた境遇だろう。

カインもレノックスも、魔法使いであることを隠しながら幼少期を過ごしてきた。
しかし、二人とも優しいので隠しながらも誰かのために魔法を使ったことがある。
周囲に魔法使いであることがバレながらも、みんなは黙っていてくれていた。

境遇の過酷さでは違いがあるかもしれないが、おおよそ周囲と協力、共存しながら生きてきたことは共通しているだろう。

その後、レノックスは戦乱の時代に、アレクとファウストの軍に合流した。
人と魔法使いが手を取り合う世の中を理想とし、レノックスはそんな彼らの意見に賛同して忠誠を誓うことを決めた。
この辺りが、騎士としてのカインとアーサーの関係、そして賢者様との関係と似ているところがある。
ブラッドリーとカインの共通がリーダーなら、レノックスのカインは真逆だ。

忠誠を誓う従者ということが共通しているだろう。

レノックスは魔法を使わずに戦う方が強い。それはカインも一緒だ。基本的には魔法よりも剣の方が強い。それは、魔法使いであることを隠してきた過去と、人と協力し人を相手に戦ってきたからだ。

違う点を上げるなら、今は建国され比較的安定した時代であるが、レノックスの生きた時代は戦乱の時代であったことだ。

平和な現代と、戦争の時代では常識や善悪が変わってくる。

しかしながら、今後も世界が安定するとは限らない。今回の〈大いなる厄災〉はいつもより大規模なもので、より世界を混沌とさせるだろう。

これから戦乱の時代になってもおかしくない。

と、なればレノックス親愛ストの内容がどうしても頭に引っかかってくる。

「俺は賢者様を見ていると、なんとなく、アレク様を思い出します」

「あなたと共に戦って、あなたを守れるのが誇らしいと、思うようになる」

「俺たちを疑わないでください、賢者様。だから、どうか……アレク様のようにはならないでください」

ここで賢者はアレクのようにはならないとレノックスと約束する。

やっぱり、人と魔法使いが手に取るという理想において、ファウストはアーサー、アレクは賢者であることは間違いないだろう。

……フラグのようにも聞こえてくるが。

賢者は魔法使いで無いため約束においては意味を持たなかったりするし……。

ダメだ。フラグのようにも思えてきた。

賢者のデフォルト名が「真木晶」で、「マギアキラー」「魔法使いを殺す者」になるのは有名な考察だ。と、考えるならやっぱりこのレノックスと賢者が交わした約束は重要になってくると私は思う。

そして、カインも実は初対面で賢者と(おそらく)約束をしている。

アーサーと賢者がファウストとアレクなら、明らかにカインのポジションはレノックスになってくるだろう。

その時に、カインはどういった選択をし、道筋を辿るのか私は気になって仕方がない。

レノックスが歩んできた道筋と同じ道を、カインがこれから辿っていくかもしれない。
私は、どうしても気になってしまった。

レノックスは、多分強さではなくて、平和を求めたカインであるかもしれない。

あと、これは余談だがカインの名前の元ネタ的に羊飼いであるレノックスが気になって仕方がないのだが……。(分からないので語るのはやめておきます)
兎も角、カインとレノックスもこれから何かがある気がする。(その何かは分からないが)

と、なんか色々述べてみたのだが。

革命のことは次のイベントの東エチュードで何かしら分かりそうなので私はワクワクしている。

おら、ワクワクすんぞ!!!

萌え語りで多分一番需要のない萌え語りになった気がするが、最後まで読んでくれた人ありがとうございます。萌え語りというか、根拠が少ない妄想みたいになってしまった。

カインよ、そして魔法舎のみんなよ。幸せになってくれ!

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