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Chord Mojoの衝撃と中古品が結構出回っている理由が分かったような気がした話。

PCオーディオのUSB-DACのお話です。

ちょっと気になっていたんです。Chord Mojo。ポータブルオーディオをやっている方の評判がすこぶるいいのです。

更に、オーディオ誌のベストバイにも名を連ねています。恥ずかしながら最近までChord社を知りませんでしたので、今更なんですけれどググってみました。

すると、ChordのDACは、よく使われているESS社とか、旭化成とかのDACチップを使っていない。FPGAで独自のDACとしているそうです。そこに興味を惹かれました。デジタル信号をアナログ信号に変換するのにものすごい規模の演算をしているということです。さらに、200万円近いお値段のDAVEというDACは名だたるオーディオ評論家も愛用していると。

そうやって、調べていると、Mojoの中古品がお手軽価格で結構出回っていました。中古品が結構な数出回っているのって、

1.新機種や上位機種をゲットするために手放した

2.何かしら気に入らないところがあって手放した

的な理由があると思うのです。実際にMojoの中古を買って使ってみて思ったのは、両方ありえるな。ということです。Mojoの新型は出ていないですけれど。

その理由は以下を読んでいただければ納得していただけるでしょうか?

初めてMojoの音を聞いたときは、衝撃でした。濃密でなめらかな音。引き込まれました。

もう一つの衝撃は、聴いている途中で発熱が原因になり、Mojoの電源が落ちたことです。バッテリーを充電しながら音を出しているとこの落ちる現象が起きるようです。

僕は、据え置きで使おうと思っていたので、電源は常時接続していたい。ので、ヒートシンクでもつけようかとか考えました。けれどバッテリーを切り離すと良いとのことで、バラしてバッテリーの接続端子を外しました。

これで、熱で落ちることはなくなったのですが、今度は、キーンという高い音がMojo本体から聞こえてくることに気づきました。この鳴き音は、Mojoの電源部分から出ているらしく、5Vの電源をiFiのiPowerに変えてみますがだめでした。ただ、バッテリーで駆動しているときはこの音はなりませんので、そういう思想なのでしょう。また、音声信号を出力しているときは鳴きの音は小さめになっている気がしました。リスニングポイントから離れたところに置けばだいぶ気にならなくなるとは思います。

音がものすごくいいのに、これは残念。バッテリーの端子に直接直流電源を繋いで鳴きを抑えているツワモノもいらっしゃるようです。

そんなこんなで、僕がとった行動は、上位機種(Qutest)に買い換えることでした。それくらいChordの音に魅了されたのです。

僕は中古を買ったので、最近の個体は改善されている可能性もあるし、バッテリーで運用すれば問題はないので、Mojoを検討している方は、是非店頭で確認してみてほしいです。

最期までお読みいただきありがとうございました。


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