見出し画像

最強アイドル宮本佳林と2ショ撮影と握手をした話

突然ですが、皆さんは好きな食べ物を先に食べる派ですか?後に残しておくタイプですか?
僕は好きじゃない物を先に攻略しつつも、ささやかなご褒美的に少しずつ好きな物に手を付けるタイプです。え、セコいって?

ご飯の食べ方ならそんな柔軟な対応もできますよね。しかし、以下のように問われたらどうでしょう?

「あなたには、ご自身が最高に喜ぶイベントを3つセッティングする権限があります。
いずれも内容は決まっており、それぞれ1回しか行えません。そして3つとも、向こう1年のうちにセッティングする必要があります。
あなたはその権限をいつ使いますか?」

上記は、僕が最近直面した問題を大雑把に表現したものです。
過去記事をお読みの方はお察しかもしれません。M-line clubのエグゼクティブパス(以下、エグゼ)特典の話です。

本記事では、新人佳林党員の僕がエグゼ特典を用いて、最強アイドル宮本佳林ちゃんと2ショ撮影と握手をした話をしていきます。
「エグゼってどんなんだろう?」「今年度の2ショはまだ使ってないんだよな」とお思いの方はぜひお読みください!



エグゼって?

大変ありがたいことに、別界隈のオタクの方にも記事を読んでいただいています。
そのため、エグゼとは何ぞやという話からしていきたいと思います。
「そんなん知ってるぜ」という方は、次の見出しまで読み飛ばしていただければ。

エグゼはハロプロのFCとM-lineのFCにそれぞれあり、いずれも毎年所定の時期に行われる抽選を潜り抜けた会員にのみ1年間(4月〜翌年3月)提供されるサービスです。
詳細は端折りますと、以下の5点を享受できます。

  • チケットの先々行受付を利用できる

  • 自分の誕生月に、推しからのバースデーボイスカードが送付される

  • ライブやイベント時に限定シートに招待してもらえる(期間中1回のみ)

  • ライブやイベントの会場で、推しとミーグリができる(期間中1回のみ)

  • 推しと2ショを撮影できる+握手ができる(期間中1回のみ)

特に後半3つのパワーワード感が凄まじいのですが、うち1つを早々に使ったということなんですね。


先輩方への事前ヒアリング後「なるほど、わからん」

僕が2ショチャンスを使ったのは4月14日。
佳林ちゃんのソロツアー〜Hello! Brand new me〜RETURNSの横浜公演の日です。

(過去記事に書いたように)昨年秋に行かずに後悔したツアーがリターンしてきてくれて、その中に我が地元での公演もあり、その日にエグゼの2ショ撮影のチャンスが到来したんですよ。
…これはもう「2ショ申し込め」って佳林ちゃんに言われてるも同然だよね????

ということで勢いだけで申し込み、毎日ソワソワして過ごしていたらあっという間に当日に。

事前準備として、2ショ撮影のことをエグゼの大先輩2名から聞いておきました。丸腰で行くのは怖いからね。
彼女らによれば、2ショを3回撮った後に佳林ちゃんと話す時間が1分半〜2分あったそう。

話すことは無限にあるけど、そんなん急に言われても何を話せばええねん。
ただ、コロナで長らく中止されていた握手が解禁されたのもあり、「今年はどういう流れになるかわからん」との結論でヒアリングを終えました。

大先輩方は何一つ悪くないのですが、「なるほど、(自分が臨機応変に対応できるか)わからん」が正直な感想。
健全なエグゼライフは健全な精神の上に成り立つということでしょうか…。僕ももっと図太くならねば(?)


当日の大まかな流れ

戦々恐々としたまま会場に足を運び、受付の後に会場内に案内いただきました。その後の大まかな流れは以下の通り。

  1. 荷物を置き、手首から先に着けている物を外す

  2. 手指消毒をする

  3. 推しと対面し、撮影するポーズ3つを打ち合わせる(同じポーズで複数回撮っても、推しにポーズを任せてもよい)

  4. 推しの隣に座り、2ショ写真を3回撮影いただく

  5. 立ち上がり、推しと握手しながら会話する

改めて言語化すると物凄い体験ですね…。
ちなみに、握手解禁で流れが変わった故かはわかりませんが、話す時間は30秒くらいだった気がします。

ここからは、佳林ちゃんとの2ショ撮影+握手に臨んだオタクの醜態、そして脳内で繰り広げられた情報処理の様子を、白日の下に晒していきます。


夢みたいな現実のはじまりはじまり

僕の番になってパーテーションの向こう側に通されると、最強アイドルが普段通り「やっほ〜〜」と迎え入れてくれました。

一度2ショでチェキを撮ったことがあるのに、この日のことを何度も脳内でシミュレーションしたのに、何なら前日に現場で会ったのに、あまりの嬉しさ故か現実味が全然無いんですよね。
思わず「え?これ現実???」と言っていました。

着席して撮影ポーズの打ち合わせに移り、

  1. 個人的に相当な思い入れのあるメガネポーズ

  2. 超絶怒涛のベタなポーズ

  3. 佳林ちゃんにお任せ

とお伝えしたら、最後は「PCに向かって論文を書いてるポーズで!」と指定いただきました。
職業まで覚えてくれていたとは思っておらず、めちゃくちゃびっくり。

1,2つ目は佳林ちゃんに露骨にデレながらの撮影だったものの、3つ目は研究者としての日常をついつい露呈してしまい、
血眼になってPCに向かう表情でカメラに写りました。

1/3の確率で血眼フェイスの自分が印刷され、後日家に届くことなど記憶の彼方ですよ。折角の2ショチャンスで何してんの。


手から伝ってくる情報?の波に飲まれる体験

こうして2ショの撮影が終わり、その場に立ち上がっての握手ですよ。
困惑して佳林ちゃんに促されるがままに握手していました。

ところで、人の性格とか、どういう生き方をしてきたかは、その人の手に如実に現れると前々から思っています。
(佳林ちゃん、今スマホ置いて自分の手をまじまじと見たでしょ。)

オタクが知った口を利くもんじゃないのは百も承知です。知識量の少ない新規なら尚の事かもしれません。
以下に書いたのは、あくまで僕個人が感じ取った印象です。その前提に立って、「で、どうだったんだ?」とお思いの方は続きをお読みください。


握手して僕が真っ先に思ったのは、
「これがアイドルという在り方と真剣に向き合い続けてきた子の手なのか」ということでした。

ハロプロエッグから今に至るまで、僕が断片的に知っていることのみならず、我々が想像もできないことも含め、多くの試練があったと思います。

佳林ちゃんの望む結果にならなかったこと、今なお向き合い続けていることもあるかもしれません。
それでも前に進むことを忘れずにいてくれたからこそ、僕の眼前に宮本佳林が立っているんだろうと想像していました。
そんな佳林ちゃんの内なる強さだったり、自らを律しながらもアイドルを続けてくれた佳林ちゃんの在り方を感じたように思います。


その一方で、(僕の語彙力では的確に表現できませんが、)佳林ちゃんという存在のか弱さというか繊細さというか、そういうものも同時に感じました。

普通に握手する時と同様に僕が力を入れてしまうと、佳林ちゃんの手がほろほろと崩れる気がしたんですよね。
やっていることはただの握手で、ついでに言うと僕の握力は20代男性にしては低いので、そんなことが起こるはずもないのに。

ここまで書いたことが一瞬のうちに脳内を駆け巡ったからか、言葉を発することも手に力を加えることもできませんでしたね。
佳林ちゃんから見たら、相当驚いた様子でフリーズしていたんじゃなかろうか。そんなん見せたら困らせるだけやん何してんの。


今を逃すな、一生言えなくなる

そんな醜態を晒す僕を見かねてか、佳林ちゃんが「5年ぶりに握手解禁されたんだ〜!」といった話をしてくれていたはず。
眼前にいるのに、まさに水中から外音を聞いている感覚に襲われました。
その奇妙さに驚き、突然我に帰ったのを覚えています。

その途端に、「まずいまずいまずい、これは時間を無駄にして終わるやつじゃん」と焦りましたね。何度もそういうやらかしを繰り返しましたから。

実はこの日、僕は佳林ちゃんにあることを暴露する覚悟をしていたのです。
(近いうちに別記事かツイートで…と考えています。そんな大した話ではないんですがね。)

「何と言われるかはわからないし不安だけど、ここまでゆっくり話せることは滅多に無い。今言えなかったら一生言えなくてもおかしくない。何が何でも今言え」
と自分を奮い立たせて暴露しました。

「え!?全然気付かなかった!」と相当驚かれました。
理由を訊かれ、僕がかなり端的かつ素直に白状すると、「ウケるwww」と笑って受け入れてくれたんですよね。

佳林ちゃんや他の方に不都合が生じたり、不快な思いをさせたりする内容でないにせよ、個人的には後ろめたさがあったので、本当のことを言えて良かったです。
佳林ちゃん、急にこんな話をして驚かせてごめんね。でも聞いてくれてありがとう。


最後に

ここまで記事を読んでくださった皆さんは例外なく、「こいつやべえ奴や」とお思いでしょう。
かく言う僕も、こんな特級呪物な文章を3,700字も書いちゃう自分にドン引きしています。そろそろ運営様からお怒りのご連絡を頂戴してもおかしくないでしょ()。

そして、僕の記事は基本的に生産性という概念をガン無視していますが、今回はエグゼの2ショ+握手の流れをシェアしましたので、一部読者さんの参考になっていたら幸いです。