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最強アイドル宮本佳林のソロツアーにリターンした話 〜Hello! Brand new me〜RETURNS埼玉公演

2024年4月13日、最強アイドル宮本佳林ちゃんの2024年春ツアー「〜Hello! Brand new me〜RETURNS(以下、HBNMR)」の埼玉公演が開催されました。

それまでにHBNMRは北海道・大阪・愛知にて5公演されてきましたが、僕はこの日が初参戦でした。
本記事では、新人佳林党員の僕が埼玉公演に参戦した際のレポートをお届けいたします。

当日中の記事公開のため、あまり本文を練れておりませんがどうかご容赦ください。

また、2ndアルバム「Spancall」のリリイベ前という点を踏まえ、本記事で新曲については一切触れません。
「リリイベまで新曲の情報は目にしたくない!」という方もご安心を!



悔やみに悔やんだHBNM不参加

今回のソロツアーは昨年秋に開催されたHBNMのリニューアルという位置付けです。
HBNM開催時点で佳林党員であり、当日券で東京公演に参戦する選択肢はあった……にも関わらず不参加。

理由は極めて単純で、現場経験ゼロの状態でのソロツアー参戦はあまりにハードルが高かった

「佳林ちゃんを前から好きな人が行くもんでしょ?」
という考えに囚われた結果、
ソロ曲もJuice曲もほぼ知らない初心者が行って『こいつノリ違くね?』と思われるのを恐れての選択でした。

が、現場参戦の経験を重ねるうちに杞憂だったことを知り、「やっぱりあの時に行っておけば…」とひたすら後悔。


そこでHBNMRの開催がアナウンスされたわけです。
佳林ちゃんが急に僕の眼前に現れ、「ほら!行くよ!」と手を引っ張られたかのような衝撃を受けました。

こうなったら、佳林ちゃんの手を離さず一緒に突っ走るしかないじゃないですか。
そんな思いで過去最大級の救済措置(と勝手に思っている)の場に足を運んでいました。


お話し会は計画的に

時間に余裕のある到着だったので、2ndアルバム発売記念のお話し会に急遽参戦することに。
(という大義名分を引っ提げましたが、翌日に控えている2ショット撮影+握手の予行演習をしたかったのが正直なところ。)

現地で合流したフォロワーさんと並んでいたのですが、佳林ちゃん相手となると、やはり信じられないほど緊張感と高揚感を覚えるものですね。

フォロワーさんには「たっきゅんすっごいニヤついてる」と言われました。マジかよどう見てもビジュが不審者のそれじゃん、佳林ちゃんごめん。


何を話すかは決めていたにも関わらず、なぜ僕は開口一番にその場で思い付いたボケをかましたのでしょうか。

具体的には、Apple Watchとツアーグッズのリストバンドを左右に一つずつ着け、
両手首を見せて「Apple Watch2個着け〜〜〜」と言っていました。
改めて言語化してるだけで顔から火が出そう。

(以下、リストバンドとApple Watchの参考画像です。前者は点灯させていなかったので、無色透明な見かけですが。)

あまりの恥ずかしさに多少の冷静さは取り戻しつつも、佳林ちゃんの顔ではなく壁の張り紙を凝視して喋ってしまいました。何してんの。

佳林ちゃんとの会話に多少慣れたと思っても、見つめ合うと素直にお喋りできない僕にすぐ逆戻りする模様。リターンするのはHBNMだけでええねん。


新人佳林党員を連れて戻ってきたHBNM

もはやデフォルトになりつつある長〜〜い前座はこの辺にして、そろそろ公演の内容に入りましょう。


そこに僕が渇望した景色が広がっていて

いくら短期間で現場経験を重ねようが、
配信期間中にいくらHBNM広島公演のアーカイブを観ようが、
念願のソロツアーとなると、やはり他の現場とは違った重みを感じますね。

昼公演が完売になるほどのとてつもない人口密度。
当然ながら全員のお目当ては佳林ちゃん。
そして会場に響き渡る佳林コール。

昨年12月のバーイベでも感じた「その場の全員が、ある1人のアイドルを待ち望んでる雰囲気」とでも言いましょうか。
MSMWも大好きですが、ソロ現場特有の一体感もたまりませんね。


そして広島公演のアーカイブで何度も聴いたオープニングBGMがかかり、颯爽と現れるや否や背中を向けて右手で音符を作る佳林ちゃん。
「Beautiful Song」のこの構えも、佳林ちゃん本人も現場で幾度となく観てきたのに、ある意味で現実感の無い光景に思えてしまったんですよね。

「HBNMが戻ってきたという長い夢を見ているのではなかろうか?」
「夢にしては解像度があまりに高いぞ。VRゴーグル越しに観ている超高精細なライブ映像か?」
などと本気で考えたほど。とにかく困惑していました。


でも本物なんですよ。1曲目の「Beautiful Song」も、3曲目の「パラレルハート」も、とてつもない臨場感に鳥肌が立つ感覚も。

本当なんだ…映像ではなく自分の目で観たかった景色の中に、間違いなく僕は立っているんだ。
そしてその「観たかった景色」は、まさに僕が佳林ちゃんと出会った日に思い描いたものじゃないか。

そう結論づけた途端、それまでの後悔の念が跡形もなく消えて失くなった気がしました。

パフォーマンスの良し悪しを語る次元はとうに超えていますよ。
オタクに本気でこう思わせるライブを作ってしまえる点が、宮本佳林の最強さを物語っていると思うのです。


コピンクがあって、Juiceがあって、今がある

正直なところ、昨年9月から佳林党員をしていると、それ以前のことは歴史上の出来事のごとく捉えてしまう節があります。
過去の積み上げをも大事にしたセトリのおかげで、後から動画で観た史実()が実体験に上書きされていくのも新規的に嬉しいポイント。

コピンクメドレーで、当時よりもあらゆるステータスに磨きがかかった感があったのは勿論ですが、
何より「カリーナノッテ」の歌詞における「鏡の向こうの私」が歌っている感があったんですよね。

きっとあなたは
世界で一番スターだから
色褪せない くすまないわ

https://petitlyrics.com/lyrics/295753

コピンク当時、きっと何者かになることを切望していたであろう佳林ちゃんも、今は紛うことなき最強アイドルなんですよ。色褪せることも、くすむことも、朽ちることもあるわけないでしょ。


Juiceメドレーも「ひとそれ」から始まって、立て続けに凄まじい曲のラインナップ。何これ党員の大好物の盛り合わせやん。
「ひとそれ」や「Va-Va-Voom」がバチバチに格好良かったことも、「微炭酸」の大人っぽさに更なる磨きがかかっていたことも、色々語りたいのですが、
個人的には「Wonderful World」をこの場で聴けて感無量でした。

もしもあなたと出会わなかったら
今ごろ私何してるかな?
フツーの日常 フツーの幸せ
どれもねありきたりなの

https://www.uta-net.com/song/183452/

こんなんこっちのセリフですよ。

もし佳林党員にならなかったら、もし今でも佳林ちゃんを知らずにいたら、なんてイメージもできないほどに、普段の生活も交友関係も心の持ちようも劇的に変えられちゃいました。
何も無い若手研究者だった僕が、noteの記事で伝えきれないほどに多くのものを佳林ちゃんから貰いました。

僕が佳林ちゃんに常々思っていることをそのまま言語化したような曲を、この場で披露してもらったんですから、言語化しきれないものがあります。


最後に

HBNMR初参戦での体験をほぼ衝動のままに書き連ねてきたため、何とも言い難い生々しさだけがある記事になっているかもしれません。

また、佳林ちゃんのソロ曲にも触れたくて触れたくてたまらなかったのですが、現時点でとてつもない記事の長さになっていますね…。
HBNMRは横浜公演(昼夜両方)と静岡公演(昼のみ)にも参戦するため、そちらのレポという形でソロ曲について触れられればと考えています。

普段は現場での体験を時間をかけてなるべく丁寧に言語化しているのですが、こうして衝動のままに言語化するのも、書いてる側的には楽しいものですね。
皆さんの目にこの文章がどう映っているかはさっぱりわからないので、普段に増して「大丈夫かこの記事?」という感じもありますが。

本記事を読んで「良い現場体験だな」とほんの少しでも思っていただけたら、ぜひHBNMRの会場や2ndアルバムのリリイベ現場に足を運んでみてください。