20240804 少女歌劇団ミモザーヌ夏公演2024 『ジャングル･レビュー〜Living〜』 YES THEATER 参戦記録

　今日はすずきゆい卒団公演かつ少女歌劇団ミモザーヌ現体制最終公演（昼公演・夜公演）を見てきました。前回公演との違いは、1幕は全員出ずっぱり。2幕は曲数を増やし歌三昧となっていました。
　公演のラフな印象としてはすずきみあいのオンステージのように彼女の歌がかなり多めでした。そのうらで新たな歌姫しろみゆが詩吟からJAZZまで幅広く歌っていました。みあいの卒団が近いのかもしれません。東京公演終了後、みやはらにこ、こじまさいかの退団が発表されました。

第1部
0.　前説
　マリンが踊り終わったらマリンコール2回
1.　花笠音頭
　北村姉妹の三味線をバックに踊る。ひなの・りのあなど初参加メンバーあり。
2.　イヨマンテの夜
　みあいソロ。相変わらず声量凄い。
3.　ジャングル･ブギ
　おさるのニコが軽快に歌う
4.　私の猛獣狩
　ゆきねが客席から登場。軽快なリズムに
5.　情熱フラミンゴ
　ひなのメインボーカル。華奢なフラミンゴ隊
6.　夕陽の笑うシマウマ
　ゆいのソロダンスから始まる。チームワークバツグンのシマウマ隊
7.　海の広さが
　ジャングルの日常がよく描かれている。
8.　自然の掟
　かなり難しいフォーメンションダンスをこなす。まりん・ゆきねの掛け合いが面白い。
9.　悲しんではいけません
　ひなのリードボーカル。ゆきねの苦悶演技が凄い。
10.　青空の彼方へ
　黒ヒョウ隊のボーカルは圧巻。
11.　いのちはめぐる
　

第2部
11.　One Night Only
　広しずくの立ち筋のうつくしさがすばらしい。モータウンサウンドがリフレッシュされた感じ。
MCりるは
12.　りるはのダイナ
　元気なりるはの歌で上海バンスキングを思い出す。
13.　白虎隊
　ちょっと異質な内容だが凜々しい演技だった。上記三曲でミニトラベリングサマーって感じだ。
14.　サウスポー
　前回公演の渚のシンドバットに続く元気曲。Wしづく・5期生を両脇にひなのが暴れ回る。
15.　飾りじゃないのよ涙は
16.　どうにもとまらない
　りのあソロ。元気がどうにもとまらないチア曲でした。
17.　夜来香
　前回ライブよりも艶感が増した印象。うまなっている。
MCりるは、まりん
　まりんは初昭和歌謡
　サウスポーのハリケーンの所の振りは皆まねる
18.　ALL That Jazz
　黒ずくめの衣装で本家みたいでカッコいい
19.　Summer Time
　にこソロ。難しい曲だが歌いきる。
20.　Fly Me to the Moon
　みゆの歌唱がさらに光る。
21.　Welcome sing sing sing
　1期生で5年前の曲を有観客で披露、ひなのは15cmのびて衣装の調整が大変だったが、ゆきねは必要無しだった。さいごは卒団するゆいの挨拶。
MCまりん　朗読（昼公演は一箇所噛む）
22.　聖戦士／セイントガールズ
　4期生曲。これを広井先生に書かした4期生凄い。さやピンクの笑顔いっぱいパフォーマンスが心に残った。
23.　小さな夢を握って
　みあいソロ。歌詞の意味が奥深く難解な印象。
MCりるは、まりん
　2人はたまご姉妹？
24.　終わったンだから
　ひなののフラメンコ曲。激しく踊りながら最後まで歌いきる声・体力はお見事。
25.　言問橋
　ゆきねソロ。曲の完成度が高いが見事歌いこなす。普通にテレビで流れてきそうな曲。
MCりるは、りのあ
　知能テスト
26.　ありがとうございます
　最近のお気に入り曲。「貴方に会いたいｰ」が奥深く感じる。

アンコール
MCゆきね、ひなの、にこ
　にこは日舞がやりたかった。
27.　ゴッドファーザー〜愛のテーマ〜
　みあいソロ　
28.　愛の速度
　新メンバー多し。最後一列になるところで、まりん-さいか-ひなのと並ぶところは激アツ。期待しかない。
29.　ミモザのように
　ゆいぬきの17人で歌う。


【総評】
　1部は初めての試みで全員出ずっぱりの劇で歌い手のバランスもよかった。黒豹は荒々しさを、フラミンゴは整った美しさを、シマウマは群れの一体感を、うさぎはかわいらしい・心和む空間を、さるは森の王者感をだしていた。なぜハンターがゆきねさんなのか聴いてみたいなぁ。
　2部は今までと違った歌謡ショウの感じがした。個々のレベルは上がっているのであるが、どこに向かうのか自分としてはよく見えなかったなぁ。

【個人評】
いわむら ゆきね - ゆきねの動物役も見てみたかったなぁ。ソロ歌唱では一段とうまくなって成長している。
すずき みあい ムェンドワ - 歌唱の中心選手。声量など相変わらず凄い。
すずき ゆい - シングシング冒頭のソロダンスで優秀の美を飾る。シマウマコールしたかったなぁ。
ちばひなの - さらにしっかり周りを見る副団長。歌・踊りのクオリティも上がり将来が楽しみである。
みやはら にこ - ジャングルを縦横無尽に動き回るお猿さんを熱演。難しい歌もソロでこなす。
しもの あやめ - ソロはありませんでしたが、黒豹の細かい動きなど上手に表現していました。またソロの機会があるといいのですが。
しろ みゆ - 本公演ではMVPとした。詩吟からジャズまで幅広く歌いこなす。特にFly Me to the Moonでは艶美な表現力を見せてくれました。黒豹はカワイイ黒豹でした。
ともだ りのあ - 今回は日舞に挑戦したりと何でも出来る人の印象。山本リンダ曲も結構研究したように感じる。
さかもと りるは - ソロ曲やMCに大活躍。フラメンコもこなし万能プレイヤー！彼女の明るさはミモザーヌには必要。
たなか あかり - 本年度大きく飛躍する予感がする。ミモザーヌ初の剣舞も良かった。
ひろせしづく - 最近はとても大人びてみえる。色気も加わったダンスをするようになった印象を受ける。
おかべ はなこ - 愛の速度では最後尾だったが、目にとまるような全力ダンスで人目を引く。セイントガールズではちょっとテレながら踊っていたような？？
すずき よりほ サベーラ - お猿の演技もうまくなり、夜来香もうまくなっている。順調に成長している。
ともだ しづく - とても良い笑顔で歌い踊ることが出来るようになった感じ。高松のギャルと言いづらくなった。
こじま さいか - カッコいい楽曲に参加するようになった。歌もそつなくこなし、存在感がます。セイントガールズではまさに主役だった。
かとう さや - セイントガールズでは満面の笑顔で本当に楽しそうに踊っていたのが印象的である。笑顔大賞与えたい。
みつふじ まりん - 団長との絡み、りるはとの絡みをみても大物感が漂う。愛の速度に出ること自体凄い。朗読もなかなかのもので大きく飛躍しそうだ。
おおた めい - 表情作りなどうさぎ役がとても似合っていた。サウスポーもしっかり踊っていた。出番が増えてほしいなぁ