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20230812-13 少女歌劇団ミモザーヌ夏公演「~魅惑のバラエティショウ~ Summer Collection 2023」 YES THEATER 参戦記録

 8/12、8/13に少女歌劇団ミモザーヌ夏公演があったので参戦してきました。公演発表時からいまもりまなかさんの最後の夏公演の位置づけでしたが、8/6の東京公演でたかはしまおさんの本公演での卒団が発表され、いろいろ思いの残る公演となりました。

全体感想

 少女役がいまもりまなかさんだったことから卒団公演の前哨戦のような印象を受けました。たかはしまおさんには白天使・ソロ歌唱が割り当てられていたことから卒団表明は直近の話だったかもしれません。まおさんにも正式な卒団公演してあげたかったですね。 
 思いはありますが、勝手に表彰してみました。
最優秀賞:3人の妖精、にこの演技力は見る度に上がってる。あかりの表情は見てて飽きない。白い台を尺取り虫のように運ぶよりほの動きが可愛い妖精をよく表現していた。白い台のめまぐるしく変わる動きなどをよく正確に出来るなと感心していた。1部ではほぼでずっぱりで、楽しませてくれました。2,3,4期生が中心となるミモザーヌの到来を予感させた。
最優秀歌唱賞:いわむらゆきね(さくらの花を)、白天使の「彼女は見つけた」の言葉通り、考え方を変えて生きる方法を見つけた心境を見事にいわむらゆきねは凄かった。歌詞も秀逸でアニメ番組の大団円を見るようで。途中退場がちと悲しかったです。
最優秀歌唱賞:いまもりまなか(夏の物語)、真夏の夜の夢のあと、考え方を変える+周りと楽しく生きるという人生を選んだ少女(いまもりまなか)を祝福しているかのようでした。私的には冬の卒団公演の予行演習に思えて夏の卒団公演かなと思ったりもしました。最終公演でいまもりまなかさんが泣きで歌うところは今までに無いことで、こみ上げてくるのがあったのでしょうか。
最優秀新人賞:わたなべおとは、おとは、5期生ながらダンス経験を活かし出演回数も多かった。よく先輩に食らいついていた感じ。期生の中で突出した人がでるとそれに引きずられて期生のレベルが上がるので、冬公演はめいめいとまー坊の勇姿を期待します。
最優秀楽曲賞:群青、冬公演エスペラ・フラメンコからにこ、ゆあ、はなが抜けて新しくセーラー服姿、人数倍増の構成となる。結果として大成功で最終公演では会場がクラップに包まれ、スペインの街角で普段着・制服姿の少女たちがフラメンコを踊る空間がイメージできました。いまもりまなかの踊りは突出していますが、主役ちばひなの・おかべはなこも見てみたいなぁ。新加入のたかやあんな、しろみゆ、かとうさや、こじまさいかもカッコ良く踊っていました。
敢闘賞:夏のペンギン、ミモザーヌの楽曲で一番季節を感じられる曲なので好きです。センターはにこから成長著しいよりほへ。歌もしっかりしてきて段々姉との差を詰めるのではないでしょうか。3年後はこのメンバーがミモザーヌの中核を担うと思うと明るい未来しかありません。

第1部

1 Proud Mary(まなか・ゆい・まお・みあい・ゆきね・ひなの・みゆ・りのあ・あやめ・りるは・しづく)

 5月のゴールデンライブの時より、5/24に亡くなったティナ・ターナーをリスペクトして2009年Proud Mary Tourを上回る大人数で踊るという豪華な編成。追悼という意味で衣装も何となくティナ・ターナー風でこだわりが凄かった。前列に目を向けがちだが、センター最後尾のハモリ・フェイク・シャウト担当のたかはしまおがこの曲を支配しているようである。たかはしまおがミモザーヌの最強プレイヤーであることがわかる。ダンスで際立ったのがすずきゆい、ティナ・ターナーばりの際立つくせのある踊りをしているように見えた。見た目の存在が際立つのはひろせしずく。長い足とドレスがマッチして「オオ!」となった。一発目からぶちかますガールズレビューとなった。映像に残して欲しい1曲だ。

2 ストレンジャーpart4(ゆきね・ひなの・みゆ)

 ゆきねの艶のあるセリフ回しは千両役者である。ひなの・みゆも歌・セリフをそつなくこなしいい感じで成長している。

3 物語の始まり(まお・りのあ・にこ・あかり・よりほ)

 白天使まおと黒天使りのあの対比が際立った。逆にキャスティングしても面白かったかもしれない。

4 Want To Be Evil(悪い子になりたい)(まなか・まお・りのあ・にこ・あかり・よりほ)

 アーサー・キットの原曲を聴いてみたが、よくもこんな難しい歌を歌ったもんだと改めて感心している。悪い子になるときの目線の変化やお酒を飲む仕草ににこの「お酒はダメ」の追加解説などよく工夫された曲と感心した。

5 されど空の深さは(まなか・ゆい・まお・みあい・ゆきね・りのあ・あやめ・にこ・りるは・しづく・あかり・ともしづ・よりほ・おとは)

 悪い子7人グループのダンスフォーメーションが印象的。白い台を使って座るしずく・立つおとは、ゆい・あやめの座りながらのダンスなど色々変化に富んでいた。7人で一斉の首アイソレーションはカッコいい。
 妖精3人も表情や仕草で参加していました。

6 群青(まなか・ひなの・あんな・みゆ・にこ・あかり・はなこ・よりほ・さいか・さや)

 フラメンコの佐藤先生がSNSで「新曲振付」で予告していたので期待していましたが想像以上でした。スペインの街角にタイムスリップした感覚になりました。

7 もう イヤだな(まなか・ゆい・まお・みあい・りのあ・あやめ・りるは・しづく・ともしづ・おとは)

 モンスターナイトを思わせるような荒々しい曲。みあいの歌パワーがまた上がった感じだ。さいごあーやんの「いややーー」で緊張が緩む。負の感情の歌詞の部分だけ黒天使が踊るところは設定が細かい。
 ここでも妖精三人が後ろで振付参加していた。

8 桜の花を(まなか・まお・ゆきね・りのあ・にこ・あかり・よりほ)

 100年先の桜を思うがとてもエモい。ゆきね・まなかの歌で長い人生の先にある桜の情景が浮かんできた。

9 真夏の夜の夢(まなか・ゆい・まお・みあい・ゆきね・ひなの・あんな・みゆ・りのあ・あやめ・にこ・りるは・しづく・あかり・はなこ・ともしづ・よりほ・さいか・さや・おとは)

 白黒天使が平常運転に戻ったように人間を見守り、夢だったかのように周りの人たちが関わり合う空間が描かれる。ホント真夏の夜の夢だったのか。

10 夏の物語(まなか・まお・みあい・ゆきね・ひなの・みゆ・りのあ・にこ・あかり・よりほ)

 夜来香を上回る出来。広井先生の冬に卒団するまなかへのエールが根底にあるような気がする。最終公演で泣いていたのはそういう流れをくみとったからではと勝手に思っている。コレを越える冬公演なんてちょっと想像できない。 

休憩15分

第2部

11 とらとら(りるは・はなこ・ともしづ・さいか・さや・おとは・めい・まりん)

 はなの後釜の副隊長はさいかwithトラジロウでした。りるははお祭り向きですねぇ。

昭和歌謡メドレー
12 銀座カンカン娘(ゆきね・りのあ・あかり)
13 真赤な太陽(みあい・みゆ・ゆきね・りのあ・あかり)
14 世界でいちばん熱い夏(まなか・まお・みあい・ゆきね・みゆ・りのあ・にこ・あかり)

 口ずさんでいる方もおられてメンバーは嬉しかったそうです。カンカン娘はイメージが湧いて楽しく見られました。

MC1 (まなか・まお・にこ)

・まおは、おばあちゃんがカセットテープを聴いていたので昭和歌謡を知っている。
・にこは、カセットテープ・レコードは見たことも聞いたこともない。
・夏のペンギンはセンターが変わった。去年は泣きながら覚えていた4期生が5期生を引っ張って演じるのでオイオイオイの声出しで応援してください。

15 夏のぺンギン(はなこ・ともしづ・よりほ・さいか・さや・おとは・まりん・めい)

 夏の神曲と私は思っている。WWSチャンネルでチョイ挙がっているのがもったいない。

MC2(あやめ・りのあ・北村姉妹)

・新人から入ると基礎から取り組む。体幹トレーニング実演
・アイソレーションの話
・夏らしいことしましたか?北村妹「BBQをした。牛タンが好物」北村姉「泳げないがスキューバダイビングをする」
・なりたかったものは?北村妹『声優」北村姉「魔法使い」

16 愛の速度(まなか・ゆい・まお・みあい・ひなの・あんな・しづく・北村姉妹)

 3日前のライブでも歌ったミモザーヌの代表曲。あんな・ひろせしづくの歌を改めて聞いたが歌えている印象。いろんなメンバーの愛の速度を見てみたいですね。

17 木遺りくずし (ザ・ピーナッツ版)(ゆきね・りるは・はなこ・ともしづ・さいか・さや・北村姉妹)

 日本舞踊ならゆきね様ですな。扇子を回すところなどうまいです。

18 ウキウキブギ(みゆ・りのあ・あやめ・にこ)

 にこさんは一部では演技中心でした。しかし、ここではシンガーにこが大暴れでした。元気曲がよく似合う。4人とも色つきグラスがオシャレでした。

MC3(ひなの・りるは)

 夏のペンギンは1期生は経験していない。試しに一緒に踊ってみるとゼイゼイいってしまった。
 せやでーーコールの練習

JAZZメドレー
19 Summer time(みあい・あやめ)
20 Swanee (雪村いずみ版)(まお)
21 素敵なあなた (バイ・ミア・ビスト・ドゥ・シェ一ン)(まなか・まお・みあい)22 私の青空 (吉田日出子アレンジ)(まなか・りのあ)

 一番の衝撃はあやめの歌でしょうか。ジャニス・ジョップリンが若いときはこんな感じで歌っていたのかなぁと思いました。
 卒団のたかはしまおはとても輝いて見えました。広井先生は来年卒団と思っていろいろ思いを巡らせていたと思うのでとても残念に思っているのではないでしょうか。最後にふさわしい輝きに包まれていたように思います。

MC4(あやめ・おとは・めい・まりん)

何と呼んで欲しいか
・おとは→おと
・めい→めいめい
・まりん→まー坊
・あやめ→あーやん
特技
・めい、合宿でニコと同室でアクロバットに興味がある
・まりん。WAONのものまねで「ワウォン」と鳴く

23 大丈夫だよ(ゆきね・ひなの・にこ・りるは・あかり)

 メンバーがすごいです。個性(多彩なダンサーゆきね・にこ、スーパーアイドルひなの、貪欲モンスターりるは、2冠王あかり)のぶつかり合いというか。あかりの歌が聴けて良かったです。

24 Dream World(まお・みあい・みゆ・りのあ)

 人間とアンドロイドの曲。タケカワユキヒデ氏はこんな作曲するのかびっくりしました。

MC5(まお・みあい・まなか)

まお「大丈夫だよで捌けるとき、待ってる私にひなのが髪バーーン(長い髪の毛が顔に当たる)してくる。最終公演でひなのがやらなかったら、こんどゆきねが髪バーーンしてきた」(袖のゆきねに確認したら偶然だったらしい)

25 HAPPYSONG(全員)

 全員振りが自由なところがあるようで、目が疲れますが何となく幸せになる感じが。
 最終公演ではりのあが号泣する。

アンコール

メドレー
26 飾りじゃないのよ涙は(まなか・まお・みあい・ひなの・あんな・ゆい・ゆきね・にこ・あやめ)
27 コーヒールンバ(みゆ・りのあ)
28 JAPANESE GIRL(まなか・まお・みあい・ひなの・あんな・ゆい・ゆきね・にこ・あやめ・みゆ・りのあ・あかり・しずく・りるは)

29 ミモザのように(全員)

30 まおあいさつ、アメージング・グレース(まお・みあい)*最終公演のみ

 みゆ・りのあのコーヒールンバは新鮮でした。りのあも凄いなぁ。
 最終公演はアメージング・グレース、天使の歌声でした。アメージング・グレース歌唱後、言葉に詰まるみあいの腰を優しく添える団長が素敵でした。

グッズ

・公式パンフレット
・サコッシュ黒白
・ステッカー2種
・タンブラー(しろみゆ・ともだしずく・たかやあんな・おおためい)
・サイン入りチェキ(よりほ2・あやめ・めい・りのあ・さいか・あんな・ゆきね)
・1人チェキ8枚、2人チェキ10枚、3人チェキ4枚

pop

8/12
8/13


たかはしまお卒団公演
いまもりまなか最終夏公演

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