見出し画像

2Pickレート11期後半戦日記

ZEAL所属のかりんぶりんと申します。2Pickレート11期後半は初の最終レート1位を獲得することができ、自分にとって特別な期間となりました。

そこで、自分が今期を振り返る時のために、今期の取り組みをnoteに残そうと思い立ちました。簡単な日記程度のものではありますが、参考になる部分が少しでもあれば幸いです。

1.僕と2Pickレート

画像1

まずは自己紹介の意味も込めてこれまでのレート戦績です。

これまではルムマやアリーナより高順位を目指してレートに潜り続けるというスタンスでした。

ただ、ZEALのメンバーには少ない対戦数で高勝率を保って上位にランクイン(上振れ着地)するプレイヤーが何人かいます。ZEALメンバーの姿を見て、これまでにもレートの取り組み方について考えることは何度かありました。

2.転機

転機が訪れたのは今期のレート序盤でした。これまで通り上位を狙う上で対戦数を重ねたところ、初戦の負けの後15連勝を達成しました。2日目で戦績は16-2となり、上振れ着地を目指して方針を変えることにしました。

ZEALメンバーの「レート前にアップでアリーナに潜る」という通話での発言が記憶にあったので、まずは試合前に2〜3戦ほどアリーナに潜ることにしました。ちょうどレート2試合につきアリーナ1周ぐらいのペースです。

アリーナに潜ることは最初はおまじない感覚だったのですが、中盤に差しかかるにつれてその効果を実感するようになりました。というのも、どんなに集中しているつもりでもやはり細かいミスはあるものです。アリーナで何度もミスをする度に「これがレートで無くてよかった」とホッとしました。

ノルマ的に決めていた2~3戦も、次第にケアレスミスのない、自分の納得する試合が出来るまでというように方針を変えていきました。最終日前日までルムマorアリーナを試合前に行うというルーティンは崩しませんでした。

3.アリーナあれこれ

アリーナのやり方として効果的だったのが、画面共有を通して一緒にデッキを組む練習をすることでした。ルームマッチと違い、対戦相手が必要ないので2人でも始められる上、時間を気にしなくてよいので納得するまで話し合うことができます。(ルームマッチではデッキ作成で30分ほどすると部屋が壊れた記憶があります。)

スクショでの検討と違い、デッキ単位でPick択を考えられること、スクショせず流した択を拾えることがとても良かったです。(例:自分なら初手で戦慄の侵略を取っていたので、現在のシルバー択の機械兵を少し高めに置けた等)

(追記)また、悩んだPick択の場面でPickを中断し、通話などの場面まで温存できるのも地味ながらありがたい点でした。

試合自体は1人で行っても、議論したカードに注目して試合をすることで5戦分Pick択や選んだカードの評価について理解を深めることが出来ました。これはアリーナの大きな利点だと思います。

逆に良くなかったのはだらだらとアリーナに潜り続けてしまうことです。レートに潜るのが怖くなってアリーナばかりやっていた時期があり、連戦後のデッキが弱くて投げやりになってしまいました。

これでは効果が薄く、やはりレートの緊張感あってこそアリーナをやる意味が引き立つと思っています。レートに潜りたくないけどやってないと不安だ、という時はルムマか配信視聴、または一旦シャドバは休みにする方が良いと思いました。

4.アディショナル前後

RDは133台でちょうど終わりたいと考えていて、そのためには50戦弱必要だと何となく聞いていました。アディショナル後の期間は8月19日〜29日と19日を除けば10日間です。その期間1日2戦すれば20戦なのでアディショナル前は30戦やりきることにして、25-5で終えることが出来ました。

しかしアディショナル前の調子がいいのであれば、40戦程度までやっておいた方が明らかに良かったと反省しています。環境の分からないアディショナル後の試合数は極力減らしたく、50戦を目標にするなら1日1戦で達成できる40戦のラインを意識すべきでした。

また50戦弱というラインも非常に曖昧で、結果RDが下がりきらず最終日に詰め込むことになってしまいました。せっかくチームメンバーの経験が豊富なのに聞かずに判断してしまったのは勿体なかったです。

アディショナル後は新カードを中心にルムマをこなしました。改めて全リーダーを確かめようと思ったのですがこれは早めに切り上げるべきでした。新カードが地味なネメシスがどうしても後回しになり、何となく自信を失った状態になってしまいました。

総じて反省点の多いアディショナル期間で、次回以降はこうした反省を踏まえて上手く乗り切りたいです。

5.配信視聴

アディショナル後はプロ選手のレート配信やLOSリーグ等で試合を見る機会に恵まれました。とても感謝しています。

共有や配信を見る時は、雰囲気にもよりますがコメントや口頭で気になったことはどんどん聞いていくことをおすすめします。どうしても試合を見るだけだとハードルが低い分、学びを多くするには意識的に集中して視る必要があると思います。また、自分が共有している時は意見が貰えると集中して視てもらえてるんだなと嬉しくなります。

配信を視聴する中で自分がいつもより無意識に深く集中出来ていることに気づき、大きな自信に繋がりました。

こうしてここまで計45戦し、最終日を迎えることになります。

6.最終日

最終日もルーティン通りアリーナをこなし、順調に勝っていたのですが、ここでRDが予想より下がらない問題に直面します。当初は計50戦弱、つまり最終日は5戦程度で終わる予定でした。しかし実際にRDが下がり切ったのは55戦が終わった時のことでした。

体力的にアリーナを挟むことに無理があると判断し、慎重に連戦していました。最初は8連勝を達成しましたが、疲れからか凡ミスで1試合落としてしまいました。

その時に窓のメンバーが時間を置いて、それでいつ次の試合するかちゃんと決めようとアドバイスをくれたことが本当に支えになりました。

その後結局3連敗し、3位でRDを下げ終えました。1位も1勝の圏内であり、負けても4位5位だったことから最後に1戦を加え、無事にその試合で勝てたので晴れて1位で終わることが出来ました。

画像2

ばばーん。

7.まとめ

・レートに潜らなくてもやること、できることはいっぱいある

レートの試合数を絞って初めて気づいたことです。気がつけばチャレンジマスターは2周目を達成しており、アリーナ周回の跡が見て取れます。身の回りにレート高順位を取っている人がいたら、レートの対戦数に現れない形でもきっとこうした努力をしています。

・勝てる期間に相応の対戦数をこなす

特に後半戦は毎回アディショナルの問題がつきまといます。カード能力を覚えるのに力を入れるのは当然で、勝っている人は当たり前にやってくることだと思います。その上で新カードを強く使えるのは1種のセンスだと思っているので、アディショナルや能力変更前に勝てているならその期間に試合をこなしましょう。アディ前の方が勝率良かったしいっぱいイザベルに負けました。

・高い集中力を試合にぶつける

レートでは「考えれば道は開ける、勝てる」をモットーに1ターン1ターン深く考え、相手ターン短いなとすら思っていました。自分の中でも最も高い集中力でシャドバをプレイ出来た期間だと思っていて、今再現しようとしても難しい状態です。ただ、試合前に準備運動を行ったり勝ちたい気持ちを強く持つことが重要だと思います。また、自分の場合10戦程度が集中力のピークかなと気づけたので、今後のレートのペースとして意識します。

・環境に感謝

レート期間中にある程度の試合数ルムマに付き合ってくれる人、誘ってくれる人、その上で意見をくれる人は本当に貴重です。ルムマを通じてメンタルを助けてもらった場面も何度かありました。この場を借りて、改めて本当にいつもありがとうございます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

2PickチームZEALは現在公募中です!(9/10まで)向上心のあるメンバーを募集しています!レート期間に頑張ったことがある方は、応募文などで教えてもらえると高ポイントです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?