違和感

私は昔からアイドル好きだし否定してるわけでもなく、自分も含めて最近アイドルというサービス業と消費の仕方にモヤモヤしている。

これは不変の事実として、アイドルは商品であり、私たちは客、そして消費者であるってことには変わりないってこと。

これから話すことはあんまり一貫性がなくて、同じことを繰り返してるかもしれないけど、私の考えがぐるぐるしている証拠であり、何かしらの意味があることを心に留めておいてね。

違和感っていうのは、音楽界においてアイドルの存在の強さと売り出しの方法論みたいなのが確立されている感じが何だか良くない気がするってことかな。それを間違いなくバンドやラップとか他のジャンルにも影響を及ぼしてるじゃん。もちろん世間が望んで需要や共感性があるからヒットするわけで、だからそこに染まっていくアーティストが沢山いるのも仕方がないけど。その与えられた道を歩かないと成功できないような風潮があるのかなって感じがする。

アイドルじゃない音楽にしてもそれは見られると思っている。最近はその人の自己表現ではなく簡単なコード進行で誰もが歌いやすく親近感のある音楽が沢山作られて、いつもカラオケやビルボードの上位を独占する。プロデューサーのインタビューとかで「これはヒットすることを見越して作った」とかよく聞くしそのヒットの方程式の計算ってあるあるだと思う。もちろん共感性や親近感って大事な要素だよね。でもそれってどうなんだろう。戦略的で効果的で素晴らしいけど、変化や柔軟性に欠けてると思う。

かと言って変わってて没個性があるものだけに価値を置いてるわけじゃない。逆張りするほど知識や独自の感性を持ってるわけじゃないしそもそも偉そうに語っているけど所詮私も創り手のことなんて考えもしていない消費者の一部に過ぎないもんね。


別に私がその風潮を変えたいわけじゃないし、そんな力ないし、そもそも自分に悪影響すらあるわけでもないし、ぶっちゃけどうでもいい問題ではあるんだけどね〜。ちょっとした違和感を無視しないで向き合ってみたら何か楽しいんじゃないかって思ってるから。昨日の話し合いを受けて、「もっと掘り下げてみた!」ってやつね、以上私のお気持ち表明でした。

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