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「光」の反対は「影」だけど、「夜」でもあることを知っているパク・ジミンさんの話。(誕生日を記念して)


10月13日はジミンさんの誕生日でした。

私はBTSを応援するようになってまだ日が浅く、

『Dynamite』旋風咲き乱れる9月は、

ジョングクさんとナムジュンさん二人の誕生日だったんだけれど

『Dynamite』がビルボード1週・2週にわたって1位に輝く知らせとセンイルが同時にやってきて、

「えー!誕生日にビルボード1位!?え誕生日9月に二人も!?」と溢れる情報にあたふたしていました。

これをキッカケに、

メンバーの誕生日を覚えました・・・。

(日々学ぶことの積み重ねですね。)

なのでジミンさんの誕生日は、

私にとって事前にしっかりと認識を持って迎えた日となりました。

誕生日のお祝いは、

センイルと呼ばれていて

世界各国のファンが有志で広告を出したり、企画ものをするお祝いが私には真新しいものばかりで。

前日くらいから【ジミン センイル】で検索をかけて調べたり。


いよいよ夜になり、

ジミンさんの誕生日0時を前に自分の知っているソロ曲をリピート再生(「Filter」「Serendipity」を交互に)したり

ユーチューブでジミンさんの動画を見たりして過ごている時。

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『約束』というソロ曲に出会いました。

本当に新参者すぎて申し訳ないのですが、

『約束』とこのタイミングで出会いました。

以下は歌詞の一部分です。


I want you to be your light baby.

貴方には(自分にとっての)光だと忘れないで欲しいんだ

You should be your light.

光りだということを


I want you to be your night baby

貴方は(自分にとっての)夜であることも忘れないで

You could be night

夜にもなれるってことをね



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自分なりの意訳なのですが

私は英語の歌詞部分をこんな風に捉えました。

『約束』について調べてみると、

歌詞に出てくる「You」の部分は自分自身を表わす言葉として用いたとジミンさんが言及するVLIVEに行き着きました。


「自分が大変だと、自分が一番大変だと思うじゃないですか。」
「それで僕がすごく大変で寂しいと思ってたんですが、自分の話を正直に話して楽に生きている人が何人いるだろうかという風に思ったようです。」
「明らかに僕より大変な人が沢山いて、自分の話を素直に言えない人たちがどれだけ多いだろうかと。状況が大変になることはあっても、僕が自分を辛くさせないようにしよう自分を悪く言わないようにしよう。こういう風に思いました。」
「この曲が皆さんにも慰めになってほしいと思って。」

【VLIVE 2019年1月19日から引用】



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人間誰しも「光」と「闇」が共存していて。

時に「闇」が自分を覆って辺り一辺が真っ暗に感じることがあります。

ジミンさんはその「闇」を知っている。

「闇」が覆ったとしても自分の中には、

表があれば裏があるように必ず「光」があることも。

「闇」の一面を「夜」と語るジミンさんは「夜」に訪れる静かな時間を知っている。

それに「夜」の静けさは「慰め」になることを。

この曲を知って、また彼の温かさを知りました。




気がつくと、時計は0時を過ぎていて。

私は、自然とジミンさんを見たくて、声を聞きたくて、

DVDに手を伸ばしていました。

そして、

ディスクを再生されるのを待ちながら「あの日」を思いだしていました。

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それは、

BTSを好きだと自覚してから

彼等のコンサートを見てみたい。と思い、

渋谷のタワーレコードへコンサートDVDを買いに行った日。

BTSコーナーでどれを最初の1本として買うべきか迷いに迷った挙げ句、

店員さんに「BTS好きな人っていますか?最近知ってコンサートDVDを買いたいと思うんですがどれを買えば良いか分からなくて・・・。」と恥を忍んで聞くことにしました。

店員さんは「少し待っててください!」と、

ARMYの店員さんを紹介してくれて。

丁寧に初めての1本を一緒に選んでくれたその店員さんは、

最終的にその中で「彼らの念願である東京ドームということ、そしてメンバーそれぞれのソロ曲が入っているので良いと思います!」と進めてくれたんです。

『BTS WORLD TOUR "LOVE YOURSELF"~JAPAN EDITION~』です。

(あの時は凄く助かりました。ありがとうございます・・・!と感謝しつつ、画面の中に話しを戻します。)


その中で『Serendipity』を選択。

しなやかに、美しく、舞う。

ジミンさんを見ていると、

またどこからか記憶が呼び起こされて。

それは私が子供の頃、

シャボン玉を飛ばして遊んでいる時に、

「こんなに綺麗なのに消えちゃうなんて」と、その儚さが疎ましくって

飽きるまで空に向かって息を吹いたあの日のこと。

ふと気づくと、

部屋の電気を付けるのも忘れていたみたいで。

真っ暗な部屋の中に映し出されたジミンさんは、

「幼い頃のシャボン玉みたいだな。」と思う自分がいました。

でも。

みたいであるけれど、

確実に違う所がある。

そう。

この儚い美しさは存在しているということ。

気づけば静かに涙している自分。

こんな綺麗な人を知り、出会えたことが嬉しい。嬉しくてしょうがない。

今日という日が、ジミンさんにとって、

これからも含めて心から幸せなものやことに囲まれることを願っている私がいました。

こんなに他人の誕生日に他人の幸せを祈ることの出来る人間だったのかと自分で驚きが隠せない。

でも眠れぬ夜に、

そう。

彼らと出会った日から目頭が熱くなる感情は、

全部この想いがあるなと。

何度か『Serendipity』を聴き、落ち着いてから布団に入りました。

何だか心が温かい。

ふとスマホを見ると、

誕生日をお祝いしてくれてありがとうございます。と律儀に感謝を伝えるジミンさんの言葉と写真が投稿されていました。

あぁ、とても好きだ。

この好きは恋愛感情の「好き」というより、何だろう。

「紫するよ。」というのは、

こういう感情を指し示すのにピッタリかもしれない。

I parple you.

ジミンさん、お誕生日おめでとうございます。


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今日はジミンさんの誕生日の話でした。

誕生日から日が経ってしまったのですが、書き留めて置きたくて。

ここまで読んで頂きありがとうございました!