【断髪小説】久しぶり②

俺「乾杯ー」
元彼女「乾杯ー」

俺「ずいぶんイメージ変わったね」

元彼女「うん!変?」

俺「ううん!」

元彼女「まあ、○○は短いのが好きだもんね」

俺「覚えてるの?」

元彼女「当たり前やん!いつも襟足は刈り上げのリクエストばかりだった」

俺「おい!そんな大きな声で言うなって!笑
もしかしてそれが嫌で伸ばしたとか…」

元彼女「そんなんじゃないけど!なんとなくで伸ばしてみただけ」

付き合ってた頃の話や
お互いの近況報告をしながら
久しぶりの再会にお酒が進む…

俺「おい!大丈夫か?飲みすぎだぞ!」

元彼女「全然平気だ…か…ら」

俺「すみません。お冷ください」

元彼女「ねえ…」

俺「何だよ」

元彼女「どんな髪型にしてほしい?」

俺「え?何言ってたんだよ」

元彼女「○○の好きな刈り上げにしたいの!リクエストして」

俺「酔ってるから!ほら水飲んで」

元彼女「もーう」

俺「じゃあ、明日このこと覚えてたら連絡してきて。じゃあリクエスト送るから!」

元彼女「わかった!すみません!レモンサワーおかわりお願いします」

俺「あ、もう会計するので大丈夫です」

会計を済ませ、
コンビニで水を買い公園のベンチで酔いをさます!

1時間くらい経ち、少しずつ酔いがさめてきたようだ。

俺はタクシーを呼び、
元彼女の家まで送り、バイバイをした!

明日連絡来たらいいな…本当はもう一度刈り上げてほしいなと思いながら…

続く

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