【断髪小説】僕と彼女の日常②
僕らは付き合ってすぐに
同棲をはじめた
朝は同じ時間に家を出て
駅まで歩く
その途中に、1件の床屋があり
そこのお兄さんがいつも同じ時間に
掃き掃除をしていた
いつしか…
床屋「おはようございます。行ってらっしゃい」
2人「おはようございます。行ってきます」
そんな挨拶が日課となった
引越しして、
1ヶ月半が経った頃…
俺「そろそろ髪切ろうと思うんやけど…あそこの床屋行ってみようかなと」
彼女「いいやん!床屋初めてやないの?」
俺「中学までは行ってたよ」
彼女「そうなんや!また行く時教えて」
翌日…
床屋「おはようございます!行ってらっしゃい」
2人「おはようございます」
俺「あのー今度切りに行きたいと思うのですが!」
床屋「本当ですか?嬉しいな。ありがとうございます。いつも気持ちの良い挨拶していただけるんで…もし良かったら仕事終わりとか営業時間後とかでも来てください」
俺「本当ですか?じゃあ今日行きます」
彼女「私もいきます」
床屋「お待ちしてます!では行ってらっしゃい」
2人「いってきます」
俺「じゃあ、○○仕事終わったら連絡して!たぶん俺18時半には駅に来れると思うから」
彼女「わかった!私も今日はそれくらいやと思うから!」
俺「わかった!ほなまたね」
彼女「はーい!また」
続く…
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