【断髪小説】内緒の刈り上げ④
仕事を終え、待ち合わせに向かうと
先輩が店の外で待っていた。
先輩「お疲れ様です」
私「お疲れ様です。遅くなりました」
先輩「いやいや、来てくれてありがとう。さあ入ろう」
カウンター席に座る2人…
飲み物を注文し、来るまで
たわいもない話をするが…
先輩の視線が時折、襟足の方を見ているのがわかる。
私「刈り上げ見えてます?笑 変ですか?」
飲み物が届き、乾杯をして
少し口をつけて先輩が…
先輩「いやー。○○ちゃん刈り上げかわいいなって!ちょっとめくって見せてくれない?」
私「えっ?あ、はい。こんな感じです」
先輩「おー!これは何mm?」
私「9mmです」
先輩「今まで刈り上げたことあったの?」
私「いや、はしめてで!髪の毛切りにいくのにインスタから探してたらたまたま見つけまして…やってみたいと思って勢いで刈り上げちゃいました。変ですよね?笑」
先輩「全然変じゃないし、かわいいよ。」
私「ありがとうございます」
それからは、刈り上げたときの心境や
どんなバリカンだったなどの話をしながら
楽しい時間を過ごしていく
いつもよりさらに笑顔で
楽しそうに話す先輩…
先輩「今日めちゃくちゃ楽しい。○○さんさー、あのお願いがあって…良かったら…」
続く…
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