【🥇CS優勝🥇】意外と深い青黒墓地退化のススメ【2021.2】

0.はじめに

初めまして、かれんと申します。

今回はcsで2021年5月から墓地退化を握っていて感じたことをまとめました。

本来であればcsで好成績を収めた際にデッキリスト、各種立ち回りをご紹介したいと思っていたのですが、好成績を残す前にバルカディアNEXが再録され、母数が増えることが予想されるため一旦自分の思考をまとめる意味も含め記事にいたしました。
※ちゃんとアナカラー型も含めて母数も増え、今や環境トップとなってしまいました。。。

これから墓地退化を握ろうと思っている方や対面した時の立ち回りが気になる方はぜひご一読ください！

✧目次✧

1.墓地退化というギミック ―なぜ、墓地退化を握るのか―

2.デッキリストと構築タイプ

3.各種対面の立ち回りについて

4.終わりに

1.墓地退化というギミック ―なぜ、墓地退化を握るのか？―

墓地退化は、「死神術士デスマーチ」等墓地進化獣を強力な生き物を進化元にしつつ出し、「龍脈術 落城の計」等のカード除去札で「デスマーチ」のみを剥がして強力な生き物のみを残すという、とても簡単でシンプルなギミックである。

墓地退化のギミックは「龍脈術 落城の計」が登場してから存在していたが、近年の裁定変更により、進化クリーチャーであっても退化で場に残すことが可能となった。

そこで従来であれば

この辺りを出して喜んでいたが、、、

闇のクリーチャーでもある「バルカディア・NEX」が出ても許されることになってしまいました。

攻撃時の面取りと、リクルートでデカブツをとりあえず出しておけば、相手の反撃を許さず一気に勝ちまで持っていける。

以上が墓地退化のギミックですが、その利点を以下に列挙します。

① メタカードの刺さりにくさ

現代では巨大な生き物を踏み倒して出そうとすると、以下のような低コスト帯のメタクリーチャーが壁となります。

「とこしえの超人」
「ベイB・セガーレ」
「デスマッチ・ビートル」
「ツネキン・ゲームス」系統
「奇石ミクセル」系統
「異端流し オニカマス」
「赤い稲妻テスタ・ロッサ」などなど

しかし、墓地退化では"バトルゾーンに出す"ことはしていない都合上、これらのメタカードはほぼ刺さりません。
(バルカディアNEXのリクルートには影響しますが、面取りがあるので1体までなら問題なし)

この利点は非常に大きく、相手のメタカードを腐らせる他、常に自分の動きを押し付けることができます。

②巨大獣着地までの速さ

前述したメタカードが刺さらない上、最速4ターン
(構築次第で3ターン)で巨大獣を着地させることができます。
先攻4ターンであれば相手は満足な動きをする前に片付け始めることになります。

③対話拒否
メタカードが刺さらない上に着地までが早いので、相手のカードと対話する必要がほぼありません。故にゲームの詰めまでのプレイの択を考慮する必要が無い他、それに伴うプレイミスの誘発を防ぐことができます。
※この利点がcs本番では非常に魅力です

2.デッキリストと構築タイプ

現在、墓地退化には大きくわけて2つのタイプがあります。

①「終末の時計ザ・クロック」等を採用した受け重視型

「クロック」や「バイケン」等を採用し、アグロ系統やビート対面を意識した受け重視型です。

◆リストの例

◆このタイプのメリット

・赤単系統への勝率が高い
赤単系統に対しては「クロック」が強い以上に「バイケン」の刺さりが強力であり、赤単の押し切りを許しません。
(ブレイズクローワンパンで「ヴァイモデル」→「デスマーチ」返しターンで退化→ゲームセットの動きが稀にあります)

・「バイケン」によるハンデスケア
「絶望と反魂と滅殺の決断」等のハンデスを、「バイケン」で無効化することができます。
※「バイケン」1枚で無効化できることが有力です
アナカラーハンデスのダイパにも対応しており、1枚でも抱えることが出来ればアナカラーハンデスに対して強く出れます。

・もつれたとしても勝つ可能性が残りやすい
「クロック」が入っている都合上、パーツが4ターン目までに揃わなくても、常にワンチャンが生まれます（「シャッフ」等で呪文ケアをされるとその限りではない）

◆このタイプのデメリット

・4ターン退化の可能性が若干薄い
後述する「受け全抜きタイプ」に比べ4ターン目に退化できる確率が若干下がります。
墓地進化、退化呪文もフルで採用されている訳では無いので慎重にプレイしなければなりません。

・もつれたとしても結局負ける
前述した通りワンチャンは生まれますが、「シャッフ」を複数並べられたり、「アルカディアス・モモキング」を立てられてしまうと結局のところ勝ち筋を失ってしまうため耐える意味がありません。

②「クロック」等を全抜きした「受け全抜きタイプ」

「クロック」等を全抜きし、自分の動きを通すことのみに集中したタイプです。

◆リストの例

◆このタイプのメリット

・4ターン退化の可能性が受け重視型より高い
墓地進化及び退化呪文が各種8枚ずつ起用されているため、前述した受け重視型に比べ4ターン退化できる確率が高い。また、墓地進化が複数起用されているので雑に墓地退化を立てておく動きをしやすくなる。

・3ターン退化の可能性がある
1コスルータ及びザンバリーの採用で、6〜10ゲームに1度、3ターン退化できることがある。
3ターンで退化出来れば、後手を取ってもシャッフが間に合わないので一方的にゲームを決めることが出来る。

・除去札として退化呪文を使いやすい
退化呪文の枚数が多いので相手ウィニー等に対して退化呪文を切っても後続を引きやすい他、盾からめくれやすいのでビート対面にも強力な除去札として使う場面も多いです。

◆このタイプのデメリット

・受けが薄いのでビート対面が辛い
赤単や先攻ドルガン閃等に押し切られると勝ち筋を失ってしまいます。
ヴァイモデルもないので墓地進化を置けないまま先攻3ターン目に盾を一気に削られると負け確になってしまいます。

・ザババンを切るタイミングを伺う必要がある
手札枚数が減ってしまう「ザババン」はプレイする際注意が必要です。他のルータを引けていればそれほど問題はありませんが、プレイするターンによって3キルが4キルになったり4キルが5キルになったりすることがしばしばあります。

その他「アナカラー型(デドダムやロイヤル・ドリアンを採用している形)」も存在しますが、今回は割愛します。
※割愛すべきではないほど流行ってしまいました

①②双方強力なタイプではありますが、現時点では②の退化再現性の高さを考慮して主に②について記述します。

◆採用カードについて

以下、採用しているカードの使用感と採用理由です。

ザババン・ジョーカーズ
堕魔ザンバリー

このような1コスで手札を切れるカードを採用することで
1t目:デカブツを墓地へ
2t目:墓地進化建設
(1マナハンド切る＋1マナデスマーチも可)
3t目:落城
〜相手は片付ける〜

このような実質3キルムーブが可能です。
その他、4ターン目以降5マナがある状態で1マナで手札を切ってそのまま退化するムーブもたまにあります。
しかしながら手札の総量が減ってしまうカードなので使用には十分注意しなくてはならない難しいカードです。

エマージェンシー・タイフーン

まさかのツインパクト化により8枚体制となったエマタイ。手札が減らない2コスルータで、従前はバレッドゥを採用して8枚体制にしていました。
最近はsトリガーである利点がそんなにないのでバレッドゥを採用してマナ起きによる青魔道具匂わせによるシャッフ流しを期待した方がいいかもしれない()

死神術士デスマーチ
鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー

軽量墓地進化2人組。
ゴワルスキーはよくテキスト確認をされるので老いを感じます💫✨
ゴワルスキーはスタッツ4000とデカく、友愛の天秤やメッチャ映え叩き等で取られません。
Pigによるハンデスもついているので、使用する(される)際は忘れないようにしましょう。

ちなみに超英雄タイムや種デスティニーで破壊されると気まずい空気が流れるので注意しましょう。

龍脈術 落城の計
堕呪 エアヴォ

退化呪文。
このリストでは各4枚採用しているため、かなり引き込みやすい。ジョー星を出されると墓地進化が出来なくなってしまうが、落城でどかしつつデスマーチを立てておくプレイはかなり多いので覚えておくといいかもしれない。
また、青魔道具対面では新世壊をこれらでどかして相手の山切れを待つプレイを採ることも多いので留意する必要がある。

∞龍 ゲンムエンペラー

現環境では早期にこれを立てれば勝ち確になる対面が存在する。
・アナカラー退化
・Jo退化等

今多いrx系統にもかなり刺さるので優先度が高いデカブツである。

ちなみにこいつを出してしまうと自分は墓地進化を出すことくらいしか出来なくなるのでその点は注意が必要である。

The邪悪 寄成ギョウ

ゲンムエンペラーとの選択になるケースが多いカード。
6コス以上の生き物に対しても有力であり、なにしろ自分の首は一切絞めない点が評価できる。
バルカとセットで出してしまえば相手の動きをほぼほぼロックすることが出来るので非常に強力。
しかし、意外とパワーが12000しかないのでカツキング＋閃系統で上から取られそうになるが、カツキングの効果でバルカかギョウをキャッチ出来ればそのままカツキングをバウンスできるのでその際は気合いで捲ろう。

なお、
学校男
アクア忍者ライヤ
で除去されることや、
「貪」の鬼バクロ法師
ではトリガーケアをしながらリーサルが組まれることもあるのでそれは注意しよう。

また、裁定がかなりややこしいカードでもあるので使用頻度が多いカードとの組み合わせに関しては事前のチェックと、csでのジャッジ確認には注意が必要。

竜魔神王バルカディア・NEX

言わずと知れた最強カード。
呪文ロックとリクルートが強いのは当然だが兎に角面取りが強く、前述したメタクリを破壊しながらリクルートをする動きを今まで何度も行った。


◆その他採用候補カード

現段階では採用していませんが、差し替え候補として十分なカードを紹介します。
※候補カードを追加しました

ジョラゴン・リロード

ザババンの5枚目以降として非常に魅力だが、何しろ無色なのが大変厳しい為断念。
兎に角3キルを狙いたい方は採用すべきカード。

「アツト」系統

手札が減ってしまう点、多色である点を考慮し採用断念。
とはいえ手札調整をできる生き物なのでバルカを出せばそのままリーサルまで行ける点は評価したい。(今採用するなら単色であるネ申マニフェストの方が優先かもしれない)

無限皇帝の顕現

デスマーチ、ゴワルスキー、アツト系統を釣り上げられる他墓地肥やしにもなりうるカード。
使用感はとてもいいが、なかなか運に左右されやすいカードでもあり墓地進化も8枚積んでいるので今回は採用断念。

サイバー・チューン

3マナで山を3枚掘り進められることと、盾からめくれた際に強力であることは評価できる。
バイケンを採用していないことと、2ターン目に2コスルータを安定して引きたい為、枠の都合上採用せず。

スラッシュ・チャージャー

不足しがちな黒単色であること、3ターン目に撃てれば次ターンに「デスマ＋エアヴォ」、「ゴワルスキー＋落城」が可能になる、今までになかった墓地肥やしカード。
このカードを採用する場合は1コスルータを全抜きし、デカブツを増量した形で安定4キルを目指した形が理想です。

秩序の意思

赤単の我我我を封印出来れば大きく遅延ができることや、ルータの代わりのデカブツ墓地搬送装置としても機能する。
sバックのため安心感がありそうには感じるが案外ベストなタイミングで黒いカードが盾絡めくれないもので、最大出力を出し切るのが難しいカードではある。

第七神帝サハスラーラ

バルカディアNEXの5枚目以降のカードとして検討。対面やその構築によっては出れば勝ち確まで持って行けることと、なにしろ黒単色なのが非常に魅力的。
しかしながら現時点ではG・ストライクにめっぽう弱いことが気がかりになり採用断念。

禁断竜王 Vol-Val-8

裁定変更によりバルカで出したexは付与されなくなったが、ボル8はアンタッチャブルのSAなのでほぼ関係なくダイレクトアタックできる。
墓地退化に採用するとしたら1枚か2枚程度だと考えられるが、なにしろ引いた時のゲンナリ感と、これがあれば勝っていたというゲームが今まではそれほどなかったため現時点では採用見送り。

魔龍バベルギヌス

アナカラー退化に必ず採用されている1枚。
マナが勝手に溜まっていくアナカラー退化では手出しも強力だが、青黒退化ではたまたま墓地に落ちたボル8をつり上げることくらいしかできず、こいつ自身を引いてしまうと意気消沈するので採用は考えもの。

3.各種対面の立ち回りについて

次に、csで対面する可能性のあるデッキタイプとの立ち回りについてお話します。

墓地退化を握る上でのプレイ択として

墓地進化を先に置いておくor置かない

この点が非常に大きいです。
各対面においてどちらが上手くいく可能性が高いかを知っておくことは非常に重要であるので注目ポイントです。

◆「アナカラーダークネス」対面

序盤に最も意識すべきカードは「斬罪 シ蔑ザンド」です。2コストで盤面処理が容易にできるため、先起きした墓地進化を刈り取られてしまうケースがあります。かと言って手札に抱えておくと豊富なハンデス札で処理されてしまう可能性もあります。シナイガを都合よく持っている可能性は薄く、処理されても後続を持っていれば繋がるため、"墓地進化先起き"が無難です。5マナに達すると「終末王秘伝オリジナルフィナーレ」、「絶望と反魂と滅殺の決断 」が待ち構えているのでゲームを続けるのがかなり辛くなってしまいます。
なお、この対面には「バイケン」が非常に有力です。1枚持っていればほぼ全てのハンデスを防ぐことができるため、手札への妨害は一切気にせずプレイできます。

各デカブツの刺さり
バルカディア〇(ギョウ、ゲンムが出るため)
ギョウ△
ゲンム〇
ボル8〇

◆「ドラグナー」対面

このタイプは基本「お清めシャラップ」が採用されていることに留意しなければなりません。
ゆえに先起きしないと墓地を片される可能性があるので注意しましょう。
なお、「カツキング」ももれなく採用されているのはあきらかですので、対面が5マナに到達する場合は先起きは危険でしょう。

以上の点を考慮しながら、"対面のマナの枚数(色)に特に注意しつつ選択すべき"かと思います。

つい最近まで流行っていた「ガイアッシュ覇道」の方がなかなか驚異で、バルカゲンムを決めても、盾からカツキング＋ガイアッシュ覇道覇道で確負けですので注意が必要です。

各デカブツの刺さり
バルカディア◎
ギョウ〇
ゲンム〇
ボル8△

◆「赤単」対面

正直なところ対面したくないタイプです。
"墓地進化先起き"がおすすめですが
先起きの裏目は「BAKUOOON<5000GT.Star>」です。先において置かないと結局間に合わずに負けることもあります。盤面のレクスターズの数を考慮してプレイしましょう。

また、「こたつむり」や複数の「テスタ」等のメタカードが刺さることも視野に入れねばなりません。「フロッガ」についてはバルカが何故か進化獣ですので問題ありません。

「秩序の意志」は有力ですが、我我我意外を止めた場合は我我我で封印が剥がれてしまうので注意しましょう。

赤単に対しても「バイケン」は有力であり、「サイバーチューン」からの2枚出しで「カンゴク」による盾回収も相まってそのままリーサル、なんていうゲームもありました。

この対面を見るならボル8等のSAやサハスの採用を検討すべきです。
サハスはコダマgsで止まりますが盤面を刈り取れる点は評価できます。
祈りながらサハスで4回攻撃しましょう。

各デカブツの刺さり
バルカディア〇
ギョウ× 
ゲンム〇
ボル8〇

◆「5c」対面

ラッキーな対面。
こちらがもたつくか、先攻ミラクルザーディロストや先攻ミラクルネバーダクマのような動きをされなければこちらのイージーゲームとなります。

先日、csにてこちらがもたついた結果パワー25000のバルカを立てるもパワー54321の「ボル8」に殴り殺されたのは面白かったです🐶

ちなみにこの対面も基本的には"墓地進化先起き"で問題ありません。

各デカブツの刺さり
バルカディア◎
ギョウ◎
ゲンム△
ボル8△

◆「鬼羅.star」対面

あまり当たりたくない対面。
刺さるカードとして「奇天烈シャッフ」「その子供 可憐につき」等がありますが、シャッフを見ると後から墓地進化をしたいが可憐を見ると先出ししたいというもどかしさがあります。そのためバルカよりもギョウやゲンムエンペラーを出したい対面であり、シャッフを連発される前に何としても退化パーツを引き込みたいところです。
つまるところ"バルカなら先起きでも後出しでもいい"、"ギョウ、ゲンムなら基本は先起き"かとは思いますが状況に左右されることが多いのは事実です。

相手はシャッフ2体orシャッフ＋可憐が決まると大喜びしながら3、4！3、4！と叫んできますのでこのセットを出されたらさっさと片付けて帰りの電車の時間でも調べましょう。

各デカブツの刺さり
バルカディア〇
ギョウ◎
ゲンム◎
ボル8〇

◆「赤黒邪王門」対面

この対面も少々厄介であり、「影速 ザ・トリッパー」を考慮すると"墓地進化先起き"なのですが「ジャドク丸」デスマーチの場合は「アンヤク夜叉」で除去される裏目があります。
ジャドク丸をケアするとゴワルスキーはトリッパーで取られてしまうので非常にパターンが多いです。

また、デカブツの選択もこれといって決まらないのが難点です。

バルカゲンムでは邪王門はケアできるが侵略ZEROバサラが響き、

バルカギョウだと邪王門、バサラはケアできるがバクロ法師で突然死が降り注ぐ(トリガー2枚ケアしながらの5点射出)

と言ったように、すぐに勝ち確まで持っていきにくいのが難点です。

理想としては、相手の寝ている生き物にバルカをぶつけ、ギョウとゲンムをセットで揃えたいところですが、なかなか厳しいのが事実です。

この対面を意識すると、ボル8(サハス)の採用を検討すべきでしょう。サハスは蛇王門ガシャドorバサラで取られてしまいますがバルカ＋ボル8は三眼槍程度でしか止まらないのでほぼ勝ちまで持っていけます。

各デカブツの刺さり
バルカディア〇
ギョウ△
ゲンム△
ボル8△

◆「青魔道具」対面

あまり当たりたくない対面です。
2t新世壊をされるとバルカもギョウも刺さらず、ゲンムは刺さるようで微妙に刺さっていないという掴みどころのない立ち回りになります。
「カージグリ」のバウンスが厄介なので"先起きすることは滅多にない"と考えて構いません。

逆に新世壊がもたついてくれさえすれば、早期にバルカorゲンムを着地させゲームセットまで行くケースもありますが、バルカからの射出はボル8が理想です。ギャプドゥがめくれた時はそういう日だと割り切りましょう。

以前のレアレジ搭載型墓地退化であれば遅延して山切れを待つのが有効でしたが、今は落城、エアヴォのみであるためかなり薄い選択肢であり、おすすめしません。

各デカブツの刺さり
バルカディア△
ギョウ×
ゲンム〇
ボル8〇

◆「Jo退化」対面

あまり書くことも無い対面ですが、「ゲンムが着地しさえすればゲームセット」という認識を持っています。

バッドドッグ、シナイガ等のウィニー焼きが採用されているので墓地進化は"先起きしない"のが無難でしょう。

如何せん「アルモモ」が必ず採用されている山ですので最速で走られた場合はショーケースの特価品を見に行きましょう。

4.終わりに

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

墓地退化は、以前はバルカディアNEXが非常に高額であったこともあり、母数が極めて少ないデッキタイプでしたが今ではバルカディアNEXも再録され、環境トップに位置するようになりました。
黎明期の墓地退化を考察していましたが、今やアナカラー墓地退化が主軸とすらなっているため、世のデッキビルダーの皆さんには驚愕しています。

墓地退化を使用する方、対面した際注意したい方にとっての一助となれば幸いです。

なお、以下有料部分としてcs(アドバンス)優勝時のリストと当時の大まかな立ち回りについて記述しています。
無料部分のみでもご活用できる形とさせていただいたと自負しておりますので、投げ銭形式として認識いただければ幸いです。

筆者の↓twitterアカウントです
@Fai_ry_karenn 

【墓地退化でのcs出場戦績】
5/23 ブルーホースcs 4-2予選オポ落ち
7/4 プロシュートcs 4-2予選オポ落ち
7/11HEROチームcs(非公認) 優勝🥇:個人成績4-1
※あんだんて選手、葵唯選手同席
7/24 伊奈cs 3-2予選オポ落ち
10/10湘南cs 2-4
10/17ブーストcs ベスト8
10/23 ブルーホースcs 4-2予選オポ落ち
10/28やわたcs 準優勝🥈
※あんだんて選手が②のリストを使用
11/7はっちcs 2-4
12/10トレカマーケットcs 準優勝🥈
1/22カードナイトcs優勝🥇