COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 ⑯
輝き続ける光
1996年1月12日
18歳になった私へ。Happy Birthday to Yoshiko!
この静けさからやってくる空白は今までのものとは違う。けれど私はこの空白をいつまで味わうのだろう。
この歩いている道は1つだけど、まるで磁石のように色々な角度から引っぱられて、時々動けなくなる。
これからどうやって進んでいけばいいかを悩む必要がなくなってしまった今、私は本当に何も必要としていない。
それは与えるということに限りなく近い。与えたいと欲しているこの魂の願い。与えたいすべてを。与えたい光を。
与えたい宇宙を。愛を。夢を。希望を。
形があるものすべてを。その欲求、願いはいつ満たされるのか。そう、そこには喜びもなければ悲しみもない。ただ、静寂とした空気がある。
私の脳はすでに考えるということを停止した。ただ求められているということだ。ただ生かされているということだ。
輝き続ける光は私自身のエネルギーを超えようとしていた。毎日をただ繰り返していく。明日自分が何をするか決まっていない。
自分の魂にすべてをゆだねてしまう。その時に生まれてくる感情のままに流されてゆく。あえて何かをしようと自分を責めなくていい。
私はこの頃から、セリカルの愛に自分のすべてをゆだねてしまいたいと思うようになった。
本当にこの世界のどこかにセリカルが存在しているのだと実感した。しかし今までの私とは違い、セリカルに今すぐ会いたいとは思わなくなった。
すべてをコスモスに任せていれば、ゆったりとした時間の流れの中で自然に出会える日がくると信じられるようになったから。
私はもうセリカルの姿を追い求めなくていいし、魂の奥底で深く、静かにただ待ち望んでいればいい。
私の中のセリカルとカレンの光が輝き続ける限り、私はその光にすべてをゆだねようと思う。
すべてをコスモスにゆだね、セリカルのことを想い続けていると、魂に呼びかけてくる声があった。
「COSMOSを書きなさい。あなたを救う道はこれ以外にはない」
私は高校生活の3年間ずっと自分のコスモス(宇宙)に向き合い、形にしていく作業をしてきた。
このCOSMOSに自分の魂のすべてをゆだねてしまった分、今度は魂から手放してあげたいと思う。
だれかがこのCOSMOSを必要としているかもしれないから。
1996年1月のことだった。突然、胸に熱いものが込み上げてきて、私は涙を流していた。何かに魂を照らされたように体が熱くなっていた。
私はこの想いを言葉にしようと、必死でペンを走らせていた。
COSMOSを世に出せ!COSMOSを世に出せ!
たくさんの人が求めている。待ち望んでいる。
COSMOSを待ち焦がれている。COSMOSを欲しがっている。
今こそCOSMOSを世に出せ!
たくさんの魂に革命を!その機会を与えよ!
佳子の、カレンの、全パワーを、もちえる光の輝きを放って、
今まで流した涙を全部集めて、
この日本に、この地球に、この宇宙に、
愛と夢と勇気と力と慈悲と光を与えよ!
私は今、このCOSMOSを人々の魂に捧げたいと思う。
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